第1部 爆臨!!イナカイザー!!

□第7話 流星の民、第8話 狩り、第9話 激突!お燐 VS 進撃の剛
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第7話 流星の民

ねずみ侍「近いな…俺の勘がそう言ってるぜ!」
元太「巨大ロボットがもうすぐそこにあるんだな!?」
歩美「流石ねずみさん!頼りになるね!」
フランドル「ふが!」
コナン「おい、あんなところに扉があるぜ!あからさまに怪しいな!」
火焔猫燐「いやー、ねず君のお陰で早く見つかりそうでよかったね!」
コナン「これでイナカイザーに対抗できるぜ!」
ギィ…バタン!(コナンの扉が閉まる音)
歩美「すっごい広い部屋ー!」
フランドル「ふがぁ…」
コナン「!奥にあるのはもしかして…!」
元太「おぉー!見ろよみんな!巨大ロボットだぜ!」
コナン「本当にあった…!博士の言った通りだ…!」
火焔猫燐「随分立派だねえ、これならイナカイザーとやらも倒せそうだよ」
コナン「後はこれをどうやって起動させるかだが…」
歩美「どこにも起動スイッチは見当たらないよー!」
元太「それに登れないから乗り込むこともできねえぞ!」
???「探し物はこれかな?」
コナン「誰だ!?」
フランドル「ふが!」
※ポケモンORASでヒガナが登場する時のBGM
ヒガナ「あたし?あたしはヒガナ、単なる観光客だよ。宇宙に思いを馳せる…ね」
ねずみ侍「観光客がこんな地下に何の用だい」
ヒガナ「ここにある巨大ロボット…随分と立派だよね。きっとこれならイナカイザーにも対抗できるよね。ほら、これがこの巨大ロボット、ゴエモンインパクトを呼び起こすためのほら貝だよ。これを吹けば目覚めて戦ってくれるわけだ」
コナン「!…そいつを俺達に渡してくれ!イナカイザーを倒すには、そいつが必要なんだ!」
ヒガナ「そっかそっか…!やっぱり欲しいよね?…だけど考えてみて?巨大ロボットに対して巨大ロボットで戦えば、きっと勝てるけどさ…踏み潰される町の人々の犠牲だって少なくはないと思うよ。それにロボット同士がぶつかり合えば、町そのものがドカン!…なんてことになる可能性だってあるんだよ?」
元太「そ、それは…そうだけどよお…!」
ヒガナ「想像力が足りないよ」
コナン「く、だけど…イナカイザーを倒すにはもう、それしか無いんだ…!」
歩美「そうだよう…!」
フランドル「ふがぁ…!」
ヒガナ「ふーん、そっかそっかぁ…どうしてもゴエモンインパクトが欲しいかぁ…」
火焔猫燐「あたいからもお願いするよ、それは町を救うための唯一の希望なんだよ」
ねずみ侍「頼むぜ、ヒガナとやら」
ヒガナ「希望?あはは!確かにね、だけどそれは同時に、町の人々にとっては最悪の絶望になるんだよ…?」
そう言うとヒガナはほら貝を頭上に掲げ…。
コナン「な、何を…!」
思い切り握り潰した!
ねずみ侍「な…!?」
ほら貝は無残に砕け散った。
コナン「な、何てことを…」
歩美「酷い…」
火焔猫燐「あららぁ…」
フランドル「ふがぁ…」
ヒガナ「さよなら、かりそめの希望」
元太「おい!ふざけんなよお前!どうしてくれんだよ!これじゃイナカイザーと戦えねえじゃねえか!」
ヒガナ「大丈夫、私…いや、私達がこの町を守ることができるから」
コナン「そいつはどういうことだよ!?」
ヒガナ「君には分からない、期待してないよ」
コナン「くっ…!」
ヒガナ「それじゃ、私はこの辺でドロンしますよっと」
元太「待ちやがれ…!」
歩美「行っちゃった…」
コナン「くそ!せっかく巨大ロボット…ゴエモンインパクトを見つけたのに…!」
歩美「これからどうしよう?」
火焔猫燐「実は巨大ロボットに詳しい人物に心当たりがあるんだ、あたいはそいつのとこに行ってみるよ。このゴエモンインパクトとやらの起動方も分かるかも知れないしさ!」
コナン「俺は…ヒガナを追う!あいつが最後に言った言葉が気になるんだ」
歩美「歩美も行く!」
元太「俺も!」
コナン「…二人は博士にこのことを知らせに行ってくれ。ねずさん、二人に着いていってくれないか?」
ねずみ侍「任せろ!」
火焔猫燐「それじゃ、お別れだね」
コナン「ああ、みんな無事でな!行くぞフランドル!」
フランドル「ふが!」
歩美「コナン君達も気を付けてね!」
元太「無茶すんじゃねえぞ!」
コナンとフランドル、お燐がパーティーから抜けた。
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