第1部 爆臨!!イナカイザー!!

□第13話 守矢神社、第14話 ヒガナを追え!、第15話 スカイツリー
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第13話 守矢神社

イナカイザーが町の襲撃を開始したのと同時刻。
ショウ「ドコなんだよ…ここは…」
目を覚ますと目に映るのは見知らぬ天井。
そして見知らぬ布団の中で横たわっていた。
東風谷早苗「あっ、目が覚めたんですね!」
ショウ「?…君は?」
東風谷早苗「私ですか?私は東風谷早苗です!それにしてもびっくりしましたよ!いきなり貴方が空から降ってくるんですから!」
ショウ「え、空から…?」
東風谷早苗「はい!あれは今から36万…いえ何でもないです、つい昨日の出来事です」
ショウ「あ、ああ…(36万?)」
以下、回想。
東風谷早苗「あー、今日もいい天気ですねぇ」
いつものように境内の掃除をしていた早苗の目に突如として赤い光が見えた。
東風谷早苗「な、何ですかあの光は!」
早苗は光の元へと駆け寄っていく。
すると、そこには謎の青年…ショウが倒れていたのだ。
首から提げたペンダントの宝石が赤く輝いていた。
しばらくすると輝きは収まる。
余りの出来事に早苗は驚愕する。
東風谷早苗「神奈子様ー!諏訪子様ー!空から男の子が!きっとラピュタですよ!」
回想終了。
ショウ「そんなことが…全く思い出せない。どうやら記憶喪失みたいだな」
八坂神奈子「おや、ようやくお目覚めかい」
洩矢諏訪子「いやー良かった良かった!早苗がいきなりラピュタとか言った時は何事かと思ったよ!」
東風谷早苗「あ、神奈子様に諏訪子様!はい、ついさっき目を覚ましました!」
ショウ「あ、そう言えば名前を名乗ってなかったな。俺はショウ…倒れていた所を介抱してもらったようで、感謝します!」
八坂神奈子「ああ、気にする必要はないよ。私は八坂神奈子、この守矢神社の神さ」
洩矢諏訪子「私は洩矢諏訪子、同じく神様だよー!よろしくね、ショウ」
ショウ「か、神様!?それって凄い存在なんじゃ…」
洩矢諏訪子「あはは!そんなに畏まらなくてもいいよ!ね、神奈子?」
八坂神奈子「ああ、勿論。ところでショウはこれからどうするつもりだい?」
ショウ「えっと…もう体は大丈夫なので、記憶の手掛かりを探しに行こうと思ってます」
八坂神奈子「へぇ、当てはあるのかい?」
ショウ「いいえ、特には…でもじっとしているよりはマシかと」
洩矢諏訪子「そうだね、行ってきなよ!」
東風谷早苗「私もついていきます!」
ショウ「えぇ!?でも、悪いって…」
東風谷早苗「大丈夫です!それに山を下りるのに案内が必要ですよね?」
ショウ「あ、そっか…じゃあお言葉に甘えて」
洩矢諏訪子「気を付けて行ってくるんだよー!」
八坂神奈子「早苗に手を出したら承知しないよ!」
ショウ「そんなことする訳ないですよー!」
こうして、ショウと早苗の二人は山を下りることになった。
その直後のこと。
猫ひろし「大変だニャー!!」
東風谷早苗「あっ、猫さん!そんなに慌ててどうしたんですか?」
猫ひろし「町が…町が突然現れた巨大ロボットに襲われてるニャー!」
ショウ「何っ!」
東風谷早苗「巨大ロボット…!それは不届きですね!弱きを救うためのスーパーロボットを破壊に使う等と…!こうしてはいられません!ショウさん、急いで町に行きましょう!そして私がパイロットになるんです!」
ショウ「え、えっと…早苗さん?」
東風谷早苗「何してるんですか!早く行きますよ!」
猫ひろし「おいらも一緒に行くニャ!」
こうして、三人の戦いが幕を開けた。
射命丸文「ふふふ、町に巨大ロボット…これはいい記事が書けそうですね。私もご一緒させてもらいますよ」
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