第1部 爆臨!!イナカイザー!!

□第19話 夢の共演!ヒガナとショウ、第20話 ゴエモンインパクト参上!、第21話 科学の力、河童とわくわく
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第19話 夢の共演!ヒガナとショウ

ねずみ侍「おいお前等、俺を何処に連れていく気だ?」
光彦「うるさいねずみですね、黙って付いてくればいいんですよ」
ねずみ侍「わくわくさんってのは一体何を企んでやがる?」
光彦「知りませんね、知っていたとしても教えませんが」
霜月凛「…」
光彦「凛さん、どうかしましたか?」
霜月凛「ソバカス、私は少し離れるわ。後は貴方が運びなさい」
光彦「ちょ、流石に無茶です!厄介事を押し付けないでくださいよ!」
霜月凛「貴方に拒否権は無いわ、とにかく私は行くから」
光彦「待ってください、凛さん!凛さーん!…行ってしまった、何を考えているのか」
ねずみ侍「へっ、仲間割れかい」
光彦「彼女は正規のパートナーではありませんからね。僕のような新入りがあんな大物と組めることが奇跡のようなものです。素直に諦めるとしましょう」
ねずみ侍「随分と潔いじゃねえか」
光彦「口の減らないねずみ風情が調子に乗らないでください」
ねずみ侍「へいへい、俺は逃げも隠れもしねえよ」
光彦「まあ、あの人に狙われて生き残れる者など僕は知りませんからね。任せておけばいいでしょう」

※PRECIOUS〜護るべきモノ〜でショウが登場する時のBGM
ショウ「何とか、間に合ったみたいだな」
ヒガナ「き、君は…?」
芽兎めう「めう〜!?何者めう!」
東風谷早苗「間一髪、でしたね」
猫ひろし「良かったニャ〜!」
ゴロリ「増援か、厄介だな」
芽兎めう「次から次へと鬱陶しいハイエナ共めう!全員まとめて踏み潰してやるめう!」
ゴロリ「それがいいね、イナカイザー!フォルムチェンジ!アタックフォルム!」
ショウ「変形した…?」
東風谷早苗「わぁ!凄いです!本当に巨大ロボットですよ!ロマンがありますね!」
猫ひろし「そんなこと言ってる場合じゃないニャー!」
ゴロリ「無謀にも歯向かう愚か者共め、イナカイザーの恐ろしさを味わうがいい!」
ヒガナ「来るよ…!」
猫ひろし「怖いニャ〜!」
ショウ「迎え撃つ…!」
ガキィン…!!
芽兎めう「何だとめう!?剣で弾き返しためう!こいつ何者めうか!」
ヒガナ「凄い、あのイナカイザーの巨大な足を剣の一振りで…」
ショウ「お前達!罪の無い町の人々を襲い、町を破壊するなんて!絶対に許さないぞ!」
東風谷早苗「そうです!弱きを救うべき巨大ロボットをそんな悪事に使うなんて、言語道断です!」
芽兎めう「黙るめう!この町はわくわく団により経済的に統治されるものとする!異論は認めないめう!絶対めう!」
ゴロリ「面倒臭いなあ、もう…。しょうがないから全員まとめて吹き飛ばしちゃうよ?このM67破片手榴弾でね!そぉれ、投下!」
ヒガナ「まずい、みんな伏せるんだ!」
芽兎めう「むっきゅん!無駄めう!どう足掻いてもこの破片の脅威からは逃れられないめう!」
猫ひろし「ニャニャニャニャ!おいらだって、おいらだって…逃げてばかりじゃ無いんだニャー!!ネコパァーンチだニャー!!」
ゴロリ「何!?手榴弾を…素手で跳ね返しただと!?」
芽兎めう「いやぁー!こっちに向かって来るめうー!」
ドォオオーン!!
その瞬間、M67破片手榴弾はイナカイザーに命中する前に空中で消し飛んだ。
ショウ「何だ…!?」
東風谷早苗「また新手ですか!?」
ゴロリ「あはは!どうやら勝利の女神はまだ僕等を見捨ててはいないらしいね」
ヒガナ「あ、あいつは…そんな、まさか…こんなタイミングで奴だなんて…」
霜月凛「…愚昧ね」
芽兎めう「りんりん先生!!」
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