オカ板×『咄、彼女について』

□その7
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568 ななしの忍者@まとめ班
誰かこれまでのまとめ作らないか?なんなら俺が作るが……

569 ななしの忍者
>>568
ハンネwww

570 ななしの忍者
>>568
貴殿はあの優秀なまとめ班では無いか。是非とも頼む。

571 ミギー
>>568
俺からもお願いするよまとめ班。
色々な事がありすぎてちょっと整理もしたいし。こっちはまだ動きが無いからまた何かあったら浮上するね!

572 ななしの忍者
>>571
ミギーおつ!コテハン組の皆も今は体を休めてくれ!

573 会長信者
できれば、会長が戻ってこられたら報告頂きたいです……

574 ななしの忍者
おいこら信者wwwwww
ミギーおつ。カガミさんもアヒルも無事に帰って来れたら良いな。

575 ミギー
>>573
りょーかいwwwその時は報告するよwwwwww
正直疲れてはいるから暫くロムるけど、まとめとか考察進めてくれたら嬉しいかも、気になることとか補足があったら浮上するね。

576 ななしの忍者@まとめ班
>>575
ミギーおつ。スレ民の皆も少し待っててくれ。できるだけ早くまとめ作る。

577 ななしの忍者
ミギーもまとめ班もおつ。
俺達はまた保守と考察しながら待っとくな!






 俺と、鏡子が歩き出してからどれくらいの時間が立ったのだろうか。
 辺りは相変わらず焦げ臭い様な匂いが漂う薄暗い闇の中にいる。
 何時もだったら、いや、『何時も』なんてもんがあるのが非常に問題なのだが、もう少し具体的な、分かりやすい風景やら物やら某やらが出てくる頃なのだが、俺達はただひたすらに何も無いところを歩き続けるだけだ。

「なあ、何時まで歩くんだ」

 思わず鏡子に問い掛ければ、はたと足を止める。

「さて、ねぇ……」
「さてって……おい。まさか宛が無いとか言うんじゃねえだろうな!?」
「疲れたか留三郎?なら、ちょっと休憩しよう」

 何時もながら、いやこれも『何時も』というのが問題だが、話が微妙に噛み合っていない。

「まあ、座れ」

 鏡子の奴は、しれっとした表情でその場に腰を落とし、その横を軽く叩く。
 俺は眉が吊り上げるのを感じながら、鏡子から少しばかし間を開けて座り込む。

「妹も姉も、互いの姿が見えていないのかもしれない。姉に至っては半分は成仏しちまっているし」
「何の話だ」
「妹を、見つけなけりゃ話にならないのさ」
「双子の遊女の?」

 鏡子の顔や姿は、やはりぼんやり白く光っている様に見える。白い顔が、小さく頷いた。俺は、小さく息を吐いた。

「一体、何があって、何がどうなって、今何が起きてるんだ」 

 鏡子は、俺の問いを噛み締めるみたいに、薄く開いた唇をきゅっと固く閉じた。

「……例え話をしよう。留三郎」

 少しの沈黙の後、鏡子がそう、言った。

「…………なんでいきなり」
「伊作……そうだな。少々悔しいけれども、伊作で例える事にするよ」

 一応、脈略という奴を聞いてみても、構わず話を続ける。鏡子とはそういう奴だ。多少ムカッとはさせられても、その何があっても変わらない態度に幾らか安心させられている事実の方が、より腹が立つ。

「例えば、伊作がこの先、今までに無い様なとんでもない不運な目に合うとして、それの回避方法を留三郎だけが知っているとしたら、お前、どうする?」
「助けるに決まってるだろ」
「だろうな。留三郎ならそう言うだろうと思ったよ」

 鏡子は何処とも言えない、薄闇をじっと見ている。目の奥が、青く光っている様に、見える。

「では、条件を加えよう。その回避方法は、自身が伊作の身代わりになるしかない……としたら」

 青く光る様な目が、ゆっくりと動いて、俺を見た。

「留三郎、お前、どうする?」

 静かな表情だった。けれど、同時に息を詰めている様な微かな緊張感が、そこにあった。
 俺は、鏡子の問いについて、少し考えてから、口を開く。

「それ、俺が身代わりになるのを選んだら、結局伊作を苦しめるだろ」

 鏡子の目が、少し見開かれる。

「俺、伊達に伊作の不運には付き合ってないからな。伊作も俺も最低限痛み分け程度で済むような方法を探すわ」

 思ったままに答えた。それだけだ。
 だというのに、鏡子は、とても嬉しい事を聞いたかの様な笑みを浮かべる。

「そうだな。留三郎なら、そう言うだろうと思ったよ」

 鏡子はさっきも言った様な事をその笑みを着けて言って、それから徐にポケットからスマホを取り出す。
 液晶が着いた。覗き込んでみれば、例のスレッドも映る。

「連絡、取れんのか!」
「……どうやら」

 鏡子はスレッドをじっと見つめた後に、たしたしと忙しなく指を動かし始めた。

「媒介が、無いと、やはり厳しいね」

 鏡子はそう、小さく呟いた。





734 ななしの忍者
ほー

735 ななしの忍者
ほー

736 ななしの忍者
ほーたるこい

737 ななしの蛍
否。我には自由意思がある。来いと命ぜられた程度で、甘き水があるかごときで易々と来ると思わないで頂こう。

738 ななしの忍者
>>737
やだこの蛍意識高い……

739 ななしの忍者
さて、そろそろまとめ班か会長帰還報告かが浮上してくるかと思うんだけど、ちょっと気になる事があるんだよな。
ほしゅ

740 ななしの忍者
気になる事とは?
ほしいも

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