花と嵐

□詳細
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この夢小説の物語世界は大前提として、拙宅の長編
『いしゃたま!』

『黄昏時忍軍忍組頭の嫁は少し無愛想』


の物語の時間軸から約二年後という設定のもと進んでいきます。

※正確に言えば、完結時から数ヶ月と一年後。です。

上記長編を読んで頂かなくても別の物語として読むことができるようにしていますが、その性質上、上記長編での夢主が登場、もしくは存在を匂わす描写が出てきますので、予めご了承下さい。

以下、この前提を踏まえての主な登場人物設定です。裏設定的な所もありますので読まれなくても本編に支障はありませんが、参考までに↓



黄昏家
毒茸及び毒笹子と並ぶ悪名高い大名家。所領は広く、現当主たる黄昏甚兵衛の戦上手と、その懐刀である忍軍の抜きん出た強さ故に領地を広げ続けている。


凪:デフォルト名=凪(なぎ)
元服後:凪雅:デフォルト名=凪雅(なぎまさ)
本編主人公、黄昏甚兵衛の末の娘。世継ぎが中々生まれない状況の黄昏家において男児として育てられるが……。その性格と言動から着いた渾名は『嵐様』。十四歳。


高坂陣内左衛門
黄昏時忍軍狼隊小頭。次期組頭候補でもあるが、本人は断固として拒否している。
組頭命(五体投地)な泣く子も黙る忠犬。超絶に不本意ながら、末の姫武将様の側遣えとなる。二十六歳。


雑渡昆奈門
泣く子も黙る黄昏時忍軍忍組頭、を、そろそろ引退して田舎で隠居したい三十八歳。周りが許してくれない。玄人中の玄人にしてその戦闘力、指揮力はまだまだ健在である。


山本陣内
此方こそ早く奥さんとのんびり隠居したい、黄昏時忍軍御目附役。引退するときは雑渡と共に。何かと気苦労の絶えない四十六歳。高坂の烏帽子親であり、勘当された高坂の親代わりでもある。


諸泉尊奈門
現在二十一歳。黄昏時忍軍狼隊所属。雑渡の側遣えで、色んな意味で怖いもの知らずで無鉄砲な若者。忍術学園教師、土井半助には未だに勝てない。


黄昏甚兵衛
四十六歳、人生五十年とは謂えどもまだまだ遣り手の城主。本心はあまり見せず鈍重な印象があるが、その内実は誇り高く狡猾。末の姫には息子としてではあるが愛情を注いでいる。


さく(デフォルト名、変換無し)
『黄昏時忍軍忍組頭の嫁は少し無愛想』のヒロイン。現在二十九歳。少々無愛想だが、夫である雑渡には穏やかな愛情を向けている。先の内乱での功績から黄昏時のくのいち達の牽引を勤めている。



忍術学園
畿内某所に存在する忍の養成学校。黄昏時とは善法寺伊作の卒業後も敵でも味方でもない中立的な奇妙な繋がりを持ち続けている。


伊賀崎孫兵
忍術学園五年い組、生物委員会委員長代理。やや毒系に偏りがちではあるが、虫獣遁のエキスパート。独特の死生感を持つマイペース少年。左門贔屓。


富松作兵衛
忍術学園五年ろ組、用具委員会委員長補佐。色々と頑張っている苦労人。迷子レーダーを常備している頼れる兄貴分。


神崎左門
忍術学園五年ろ組、会計委員。迷子癖は相変わらずだが、ここぞという時の決断力で五年生達を牽引する。伊賀崎と四年の能勢久作の事が色々と心配。


次屋三之助
忍術学園五年ろ組、体育委員。迷子癖は相変わらず。無自覚を理由に好き勝手やるある意味曲者。基本的に穏やかだが、身体能力は群を抜いて高い。


浦風藤内
忍術学園五年は組、作法委員。五年生六人の参謀的存在。予習復習は欠かさない相変わらずの真面目っぷり。面倒見は良いがやや高圧的。綾部に振り回されている。


三反田数馬
忍術学園五年は組、保健委員会委員長代理。いるのかいないのか分からない幻の保健委員長代理の名を欲しいままにしているが、後輩受けは良い。遠方の姉(『いしゃたま!』ヒロイン)の幸せを今でも思い続けている。


田村三木ヱ門
忍術学園六年ろ組、会計委員会委員長。四徹するとユリ子達の声が聞こえる気がする。左門のお陰で迷子追尾機能搭載の燃える戦国会計。


平滝夜叉丸
忍術学園六年い組、体育委員会委員長。旧委員長程でもないが、身体能力は学園でも抜きん出ている。自惚れにも磨きは掛かっているが面倒見は良い。


斎藤タカ丸
忍術学園六年は組、火薬委員会委員長。だが、実質は四年生の池田三郎次に頼りっぱなし。何とかかんとか六年生に進級できたが、卒業後どうするか悩んでいる。


浜守一郎
忍術学園六年ろ組、用具委員会委員長。富松のフォローが超絶有り難い、熱い男。マツホド忍者としての誇りの為に卒業後はどの城にもつかずフリーになるつもりで日々邁進している。現鍛練馬鹿。


綾部喜八郎
忍術学園六年い組、作法委員会委員長。相変わらずのマイペースだが、罠等の奇策や防衛戦にかけては右に出るものはいない。立花の帰還に戸惑っている。


立花仙蔵
現在十七歳。元六年い組、作法委員会委員長。卒業後、城勤めで働いていたが戻って来た。忍術学園の教育実習生として土井半助の元で働く。勤め先は落城したそうだが、多くを語ろうとはしない。


善法寺伊作
現在十七才。元六年は組、保健委員会委員長。三河の国を中心に諸国を回りながらフリーの戦忍件医者をやっている。妻がいますと公言はしているが、三河の国にいる奥医者件村医者の女性とは祝言を上げているような上げていないような……。


三反田ちどり(デフォルト名、変換なし)
現在十九才。『いしゃたま!』ヒロイン、三反田数馬の姉。元忍術学園校医助手。三河の国のある城で奥医者件村医者をしている。弟の数馬とは今でも文のやり取りをしている。戦忍件医者の夫がいるらしいが祝言を上げたのか上げてないのか……。


その他の卒業生、現在の学園の実情については本編の中で追々書いていきます。


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