短いの
□白
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白が好きだった
僕は小さい頃から
僕と正反対の白が
大好きだった
君は
僕に
たくさんのことをしてくれた
だけど
僕に触れるたびに
君が
白くなくなってしまうのが嫌だった
君はこんなに綺麗なのに
僕はなんで白を汚すことしかできないんだろう
僕はひらめいた
君のことを
すばらしい
真っ白にしてあげられる
方法を
早速やってみて
見せてあげた
君の
目をみひらいた
真っ白な
顔
僕は達成感でいっぱいだった
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