双子の弟の物語
□1話
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レイジside
ア「やっと終わったぜ…ようやく帰れるな」
ラ「そうだね〜屋敷に帰ったら…ビッチちゃんとあんな事や〜こんな事して〜「ラ、ライト君!?」んふっ…ビッチちゃん…怯えてるの?かーわいいね〜」
ア「おい!ライト!チチナシは俺のだ!勝手に取るんじゃねぇ!」
はぁ…全くこの"バカ"と"変態"は何をやっているんですか…。
レ「そういう事は屋敷に戻ってからやって下さい。さっさと帰りますよ。」
〜屋敷につき〜
ガチャ…
レ「ただいま帰りました。」
『おかえり。レイジ。』
レ「おや。リョウ、戻っていらしたのですか。」
『戻ってきた…?違うよ。帰ってきたんだよ。あいつ命令でね。』
レ「父上、ですか。」
『あぁ…』
父上は何を考えているんですか…。
ア「あ!リョウじゃねーか!帰ってきたのか!?」
『アヤト…そうだよ。』
ア「なぁ、バスケしようぜ!」
はぁ…帰ってきたばかりなんですから…休ませてあげないといけないですよ
レ「アヤト。今日は我慢しなさい。」
ア「はぁ!?なんでだよ!」
レ「なんででもです!」
『レイジ、いいよ。気にしなくても。俺は大丈夫だから。』
レ「ですが…。いいのですか?」
『うん。後さ、レイジ。』
レ「なんでしょうか?」
『シュウ、何か言ってた?俺の事。』
レ「いえ。特に何も言ってませんでしたよ。」
『そっか。ありがとうな。』
レ「えぇ」
あなた方はまだ溝が深いままなんですね…?
『じゃ、アヤト行こうか?』
ア「おう!」
まったく…私達"弟"には優しいんですね、相変わらず…
いい加減…仲を戻して欲しいものですね…。