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□7月7日〜星に願いを
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「ヒロ〜これって七夕飾り?!」

「そうだよ〜。花屋の前通ったら売ってたんだ。大ちゃん一緒に飾ろ☆」

 テーブルに紙で作られている飾りを広げて、イチャつきながら飾り付けをしている2人…安倍はほっといて仕事を片付けようとするが、大介の言葉に邪魔された。

「安倍ちゃーん、ペン貸して〜!」

 見るとそこには飾りを施された笹…そしてウルトラスマイルな浅倉大介が目の前に居た。

「はい、コレでいい?」

「うん☆」

 大介は水性ボールペンを受け取ると博之の元に戻っていく。

 あれが30をとっくに過ぎたカップルか!?と思う程、七夕飾りを楽しんでいる2人…。

(あ〜ッ仕事しよ…ι)

 気を取り直し仕事を再開させた安倍の耳には…

「大ちゃんは何をお願いするの?」

「え〜っ…ヒロが教えてくれたら僕のも教えてあげるよ〜♪」

「じゃあ、書き終わったら交換しよっか?!」

「それならいいよ♪ヒロ終わるまで見ちゃダメだよ〜」

「見ない見ない!!大ちゃんも見ちゃダメだよ」

「僕だって見ないもん」

   ・

   ・

   ・

「大ちゃん終わった?!」

「うん。ヒロは〜?」

「終わったよ。」

「じゃあ…交換しよッ」
.
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