小ネタ

□千石と南
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「たのもー!千石くんいますかー!」
「はいはーいなぁになまえちゃん今日も相変わらず可愛いね」
「千石くんに日頃の感謝を込めて鉄拳制裁を送りたいと思います」
「え、何で俺なんかした?」
「したした、すっごいした、歯ぁ食いしばれ」
「やー!待って待ってお願い殴らないで!」
「ふざけんなよ千石清純」
「フルネームで呼ばれた…しかも眉間のシワすごい…」
「じゃあ殴る前に質問ね、千石さんは今お付き合いしてる人いますか」
「あ、はいなまえちゃんです、何その他人行儀な喋り方」
「じゃあ次の質問、千石さん昨日の帰りどこに寄り道しましたか」
「ゲーセン行きました、ヤバイめっちゃ怖い」
「はい次、そのゲーセンに誰と行きましたか」
「えーとね、家庭科部の美由紀ちゃ、わー!待ってなまえちゃん拳を仕舞って!」
「お前の彼女はなまえちゃんだろ!そんなに他の子が良いなら美由紀ちゃんと付き合えばか!」
「ばかって言った!仮にも彼氏なのにばかって言った!」
「ばかだからばかって言ったんだばかー!」
「いってぇー!グーで来ると思ってたのにビンタされた!」
「チョコチップクッキーに釣られる千石くんなんて大嫌いだ」
「ねぇ泣かないでよ、ごめんね、俺が好きなのはなまえちゃんだけだよ」
「じゃあなんで美由紀ちゃんとデートしたの、私に飽きたからじゃないの」
「違うよ、これのためについて来てもらったの」
「あ、私が欲しいって言ってたストラップ」
「美由紀ちゃんクレーンゲーム得意だからお願いしたんだよ」
「……何でもっと早く言わないんだよばか」
「ばかで結構、なまえちゃんは笑ってたほうが可愛いよ」
「なんなのお前ほんと好き」
「あはっ、急にデレたよしよし可愛い可愛い」
「でも次やったら許さないから」
「すっごい眉間シワシワすいませんもうしませんごめんなさい」
「明日はちゃんと私とデートしてね」
「もちろん、あー可愛い俺の彼女超可愛い」

「お前らここ教室なの忘れてるだろ」

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