小ネタ

□跡部と忍足
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「やだ」
「やだじゃない」
「やだー!」
「ワガママ言うんじゃねぇ!」
「嫌なもんは嫌!絶対やだ!」
「なんや自分ら、また夫婦喧嘩しとるんかホンマ仲良ぇなぁ」
「忍足殺す」
「ちょっ、アカン目が本気や!」
「なまえいい加減にしろよ」
「それはこっちの台詞だわ!」
「何があったんやお二人さん」
「アーン?忍足には関係ねぇだろ」
「いや部長とマネージャーが喧嘩しとったら部員として黙ってられへんやろ」
「だって聞いてよ跡部ったらね」
「おいなまえ余計な事言うな」
「跡部が私にスコート履いてマネージャーの仕事しろって言うの!」
「それはアカン!!」
「うるせっ、でけぇ声出すんじゃねえよ!」
「そうでしょアカンでしょ」
「アカン…それはホンマにアカン…」
「お前はもう少しお淑やかにしやがれ、男子と同じじゃねぇかよ」
「だって走ってないと仕事間に合わないんだから仕方ないでしょ」
「だっても明後日もあるかよ」
「なまえちょお、待ちや、スコートはホンマにアカン」
「何忍足まだそんなぅえ!?待ってなんで目ぇ血走らせてんの!?怖い怖い!」
「自分気付いてへんと思うけどめっちゃ脚綺麗やねん、スコートなんか制服より丈短いやん、太もも辺りまで見えるやろ、そんなん曝け出してコート歩いてみぃ、…アカン想像しただけで正気保ってられへん無理やわテニスどころの騒ぎやないで、あんな、なまえの脚は国宝級の脚やねん、分かるかこの気持ち…」
「…………………う、うん、忍足が気持ち悪い事はひしひしと伝わった、だから手ぇ離して腕折れそう」
「なまえすまねぇ俺の責任だ、嫁に来い」
「アンタは話が跳躍し過ぎなんだよ!せめて卒業するまで待ってくれ!」
「待ちぃやなまえは俺の嫁になるんやないんか」
「何でだよ」
「そうだぞ忍足バカ言うんじゃねぇ」
「そもそも私跡部と付き合ってもいないのに結婚とか無理だったわ」
「なら付き合えば良いじゃねぇか、アーン?」
「なまえ俺にもワンチャンあるやろ」
「ワンチャンないです」
「上等だ、忍足表出ろよテニスで決着着けようじゃねぇの」
「ふっ、受けて立とうやないの、手加減せぇへんで」
「やべぇ私完全にスルーかよどちらかと言うと滝の嫁になりたいんだけど」


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