小ネタ

□手塚と不二と菊丸と???
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「夏らしく海に行こうと思う」
「もうお盆過ぎたしクラゲ出ちゃってるんじゃないかな」
「スイカ割りしたいにゃー!」
「日焼けするからパス」
「なまえ貴様!」
「は!?手塚が貴様って言った!?」
「どうしたんだい、手塚らしくないね」
「そんなに海行きたかったのかにゃ」
「夏といえば!海だろうが!」
「……え、万年山男の手塚の口から海だなんて、大丈夫?熱ある?」
「確かにおかしいね、ちょっと失礼」
「サッ」
「あ、避けた」
「今日の手塚にゃんか変」
「口でサッていう人初めて見た」
「そうと決まれば早速行くぞ」
「待って何の準備もしてないよ?」
「心配するな、道具はここに全て用意してある」
「わあ、完全に遊ぶ気気満々だね」
「まぁまだまだ暑いし、手塚の頭が可笑しくなるのも仕方ないか」
「なまえに言われたくはないがな」
「あんだとコンニャロ」
「でも浮き輪とかはあっても水着が無いにゃー」
「抜かりは無い」
「おぉーハイビスカス柄、誰が履くのこの海パン」
「勿論俺だ」
「おっと部長がハートのサングラス付け始めたぞ、部長が」
「油断せずに行こう」
「めちゃくちゃ油断してる人に言われたくない」
「なまえにもあるみたいだよ、水着」
「へー、へぇー!?」
「目ん玉飛び出た!」
「誰のチョイスなのかなこれ」
「俺がなまえのために選んだ」
「手塚は私をどうしたいの!?これほとんど紐だよ!?」
「海外セレブみたいだにゃ」
「なまえには、これはちょっと」
「不二くん言いたい事あるならはっきり言いたまえ」
「凹凸がなだらか過ぎて丸見えになっちゃうんじゃないかな」
「遠回しに言うかはっきり言うかどっちかにして」
「どれ、俺が着せてやろう」
「えっ、ちょっと何す、やー!脱がすなー!」
「手塚ご乱心だね」
「不二くんカメラ構えてる場合じゃないから!」
「どうしたんだよ手塚!」
「ちょっ、やめ、スカートから手を離せ!」
「うーん、やっぱりちょっと様子が可笑しいね」
「くそっ、眼鏡取ってやる!こら避けるな!そして手に何か付いた!」
「なんだろう、ファンデーションみたいな」
「あれ?手塚ほくろなんてあったかにゃ」
「ん?待てよ、こいつ手塚じゃない!仁王だ!」
「プリッ、残念これからイイ所だったんじゃが」
「お前達何をしている騒がしいぞ」
「本家ご登場だね」
「手塚ちょっと助けて!」
「…………」
「帰るなー!」


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