BOOK 3
□噛み付くのはどこ?
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ツウィside
え、え???
今までこんなことあった??
困惑する。
もしかしたらたまたまなっただけかもしれないし、
元からこの時間になっていたとか、
...................................。
いやいやいやいや、
おかしいでしょ!?!?
たまたまとか元からとかより!!
なるのがおかしいんじゃん!?!?
ジタバタ歩き回る。
すると、
サナ「うるさいいいい」
サナおんにが出てきた。
ツウィ「サ、サナおん、」
慌てて口元を隠す。
サナ「なになに?」
軽い動作で、ひょいっと簡単に手を持ち上げられる。
サナ「え、その歯....」
ツウィ「あっあの、えと、これは」
するとサナおんにがいきなりニヤッと笑って
サナ「ツウィ、それ血吸えるんちゃん」
と言ってくる。
ツウィ「あ、たぶん...」
サナ「ちょっとやってみて」
ツウィ「....誘い受け?」
サナ「変な言い方やめてwwちょっと興味あるだけや」
サナおんにが私の腕を引っ張って部屋に戻る。