BOOK 3
□両手に花 前編
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ツウィside
〜1週間前〜
ツウィ「はぁー、、疲れた」
新しいMVを撮影し終わって、
お風呂から上がったところ。
難しいダンスで、激しく動いたのでいつもより疲れた。
早く部屋に戻ろう、
と思っていると、
サナ「ツウィ〜」
ツウィ「わっ」
後ろからサナおんにが抱きついてきた。
サナ「なぁーツウィの部屋行っていい?」
ツウィ「ちょっと待ってよー」
サナおんにから離れようとする。
さらにあの人の声。
チェヨン「サナ離れろおおおおお」
サナ「ちょっ!?」
チェヨンだ。
私からサナおんにを離すために頭をペシペシと叩いている、
サナ「痛いいい痛いってぇ!!」 ドカッ
チェヨン「殴るとか反則!!!」
いつの間にか私の後ろで2人が喧嘩し始めてる。
これがいつもの日常。
いつもなら、私が立ち尽くしてるところに誰かが来て止めてくれる。
でも今日は違った。