小説

□切れ端の紙
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僕だけの日記をつけよう

知らない間にあった話だ。

あれは間違いなくある話だと思ったんだ。

でも目が冴えなくていい話だと思う。

2009年冒頭に戻る。

あの日過去に帰った。

擦れた感じがあった。

頭の上で思ったことだと思ったことだと思う。

それが現在からの始まりだった。

今度は僕が、助けないと。

そんなことを思ったんだ。

僕たちは、旅の途中だった。

それはいけないことだったんだけれど。

唐突に思ったんだ。

邪魔だったのかな?

旅はいけなかったか。

いつも通りに思うことを言ってた。

やっぱり擦れた感じがあった。

ここは何処だろう。

おかしい。

いつもとは違う。

「僕は、何処にいる?」

紅く染まっている白衣が目の上に見える。

男性は何も言わない。

「」

怖い、のか分からないけどそれは懐かしく思えた。

僕はまた失敗したのか?

「誰が、死んだんだ?」

ハウス、教授。そうメモ書きにある。

「ユミ、マクスウェル」

面倒くさい、そう思うな。

また旅に出ないと。

それがまた。

「ーマクスウェルのはじまり、だったのか」

また旅に出ないと。

それがクルスニク。

「ー行くか?」

冒頭に戻りたい。

そう思う旅が始まる。

そう思います。

また、あるものをみた。

実験の途中だったかな、また見る夢だ。

ありえない。そう思ったことにする。

何かが見えるような気がするのに。

まだ残さないつもりだったなら。

ヘリオボーグ研究所より。
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