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□when...25:17
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心地良い疲れのなかで目が覚めた。



数時間前まで感じていた疲れは最悪だったというのに。



強い魔神。

私と龍姫でも苦戦するほどに。

なんとか屠ってはみた。

だが、重い疲労と苦戦を強いられた苛立ちとを館に持ち帰る羽目になる。

身も心も昂ったまま。



そのまま私はその昂りを龍姫にぶつけた。

そうして短い眠りに落ちたあとの……今。



私の腕に抱かれ、寄り添って眠る龍姫。

その首筋に酷い、あざ?

魔神との闘いのなかで負ったものかと一瞬血の気が引いたが、何ということは無い、私自身が無我夢中で刻み込んだものだと気付いた。

いや。

何ということは……無い、とも言えないか。

目覚めた龍姫がそれに気付けば、私の前では平静を装いながらも内心は困り果てることだろう。



まさか、他の場所にも付いていないだろうな?



確かめようにも、灯を引き寄せるには身を動かさなければならず、龍姫を起こしてしまうかもしれない。

その可能性を考えれば、私の思考はそれをすることを咎めた。

私以上に消耗していたはずの龍姫に無茶なことを強いたのだから。

今は何よりも龍姫のやすらかな休息のためにこの腕を提供すべきだ……。



Time goes still



髪を撫でて。



To share the moment



頬に触れて。



Let me in your dream



ずっと、傍に居る。



君を……愛している。









BGM:KAMIJO
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