ハイキュー

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“お家デート”という名の“お泊まり”を終えた日曜の朝。






「......ん?...ツム、これ、いつの?」






部活の準備をする侑と治の横で
侑の部屋を掃除していた名無しは本棚の下から何かを引っ張り出した。


てっきり大人なアレかと思っていたが
引っ張り出したのは、青色の表紙の教科書だった。







治「...小4の教科書や。......なんでまだ持ってんねん。」





侑「知らんわ!!......うわ、懐かし!」







小学校4年生、と書かれたの国語の教科書。


じっと教科書を見ていた名無しは
なんとなく裏返して、名前欄を見た途端、目をキラキラさせた。







「...“侑”消してカタカナで“ツム”って書いとる。

......ああ!...小4って、あの時や!」







パッと侑と治に振り返るが
2人は覚えていないのか、きょとんとした。








「アランの名前がかっこいいから、2人も横文字の名前がええって言うた時ちゃう?

バレーの練習から帰ってきた2人が、私の部屋来て一緒に名前考えたやん!」








侑は「...あー、あれか。」と頷いた。




治「..........あったなぁ...そんなこと。」
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