七つの大罪

□ちょっとした悪戯心 メリアサ
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「アーサー、一緒に服買いに行かないか?」


「服ですか?」


「あぁ!
ちょっと新しい服を見たくてな!」


「分かりました!
メリオダス殿の服を見に行くんですよね?」


「いや、アーサーのも見るぞ!」


「私のもですかっ!?」


「当たり前だろ!
俺だけって訳にはいかないだろう?」


「いえ、そんな事はないですけど...」


「じゃあ、行くぞ!」


「はい!」


そして2人で服屋に行き、服を選ぶ事になった。


「色々な服が沢山ありますね!」


「そうだろ?
ここの服屋は色々な種類の服を取り扱ってるんだ!」


「なるほど!
それでメリオダス殿はどのような服を探しているのですか?」


「...う〜ん
中々決められないんだよなぁ〜。」


「これだけ種類が多いと選ぶのが大変ですよね...」


「そうなんだよ!
アーサー、良かったら俺の服選んでくれないか?」


「えぇっ!?
私が選ぶんですかっ!?」


「アーサーならセンス良さそうだしな!
代わりに俺もアーサーの服を選んでやるよ!」


「本当ですかっ!?」


「あぁ!
任せとけ!」


そうして2人はお互いの服を選ぶ事になりました。



〜1時間後〜



「アーサー選べたか?」


「はいっ!
大丈夫です!」


「それじゃあ、着替えてこようぜ!」


「分かりました!」


ーメリオダス視点ー

「おっ! やっぱりアーサーはセンスが良いな!
俺にピッタリだ!
アーサーは俺の選んだ服を見てどんな反応するんだろうな。」


一方アーサーは、


「こっこれはっ!?
婦人物ではないですかっ!?
まさか、メリオダス殿は紳士物と婦人物を間違えたのだろうか…?
いや...しかしメリオダス殿に限ってそんな事は...」


「おーい!
アーサー、着替えたか〜?」


「っ!!
少しお待ち下さい!」


アーサーは婦人物を着るのに躊躇ったが、メリオダスが一生懸命選んでくれた物だと思い何とか着る事が出来た。


「あの...メリオダス殿...
少しお伺いしたいのですが、この服は婦人物ですよね…?」


「あぁ! そうだぞ!」


「何故、私に婦人物を選んだのですが…?」


「アーサーに似合いそうだったからだ!」


「それにしても、この格好は恥ずかしいですよっ!!///」


何故アーサーがこんなに恥ずかしがっているのかというとメリオダスが選んだ服は婦人物であり、かつワンピースだからである。


「よく似合ってんぞ!」


「いやいや、似合ってると言われても反応に困るのですが…」


「どれどれ?
ワンピースの中はどうなってるんだ?」


そう言い、アーサーの着ているワンピースを捲った。


「ぎゃあああっ/// メリオダス殿っ///!!
止めて下さいっ///!!」


ワンピースを捲られたアーサーは慌ててワンピースを手で押さえた。


「ふむ...パンツは男物なんだな!」


「当たり前でしょうっ!!
女性の下着を私が履くわけがないでしょうっ!」


「残念!
じゃあ、下着はまたの機会だなっ!」


「絶対履きませんからねっ!!///」



終われ(笑)

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