萩原研二

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喫茶 向日葵で働いている私は
出会いもなく彼氏いない歴24年

そんなある日バイトの子に
一緒にランチに行かないかと誘われた断る理由もなく行くことにしたのだが…























何これ?

えっ?ランチだったよね!?
小声で

「どうゆうこと?」と聞くと

麻美「ゴメンね!
一人来れなくなっちゃって
合コン 日和彼氏居ないって言ってたから!」

「合コン…」

唖然とするしかなかった

帰ろうにもタイミングをつかめず
仕方がなく参加することに…


自己紹介から始まる

自分の番にくる

「小松 日和です
麻美ちゃんと同じ喫茶「向日葵」で働いてます」

こんな感じで良いのだろうか?

次に男性陣の自己紹介が

一人目が松田陣平 警察 爆弾処理班
二人目が萩原研二 警察 爆弾処理班

三人目 四人目と自己紹介を終え


会話をご飯を食べながら会話している皆さん…私には無理です!


皆すごいなぁ〜と料理をチビチビ食べていると声をかけられる

確か名前は…萩原研二さんだったよね?

「えっと…萩原さんでしたか?」

萩原「うん ニコッ 日和ちゃんだよね?」

「はい(話しかけられちゃったよ!)」

萩原「あまり乗り気じゃないね」

「はい…その友達にランチに誘われたはずなのに合コンだなんて…汗」

萩原「騙されちゃったんだ(苦笑)」

「はい(苦笑)帰るタイミングもないし終るまで我慢します」

萩原「なんなら俺と抜け出す?」

「えっ?えっ!」

なんなら俺と抜け出す?って!
何を言い出すんですか萩原さん!

萩原「帰りたいんだよね?」

「はい…」

萩原「抜け出す口実になるよ?」

「えっと…(確かに口実になるけど…後々質問攻めになるよね!)」

萩原「ほら行こっ」

グイッと引っ張られ

萩原「ゴメン帰るよ」
とその場の皆に一言言い残し
私は萩原さんに手を引かれその場を抜け出した
後ろからは「やるー!」「キャー」
「おい!萩原!」など声が聞こえる




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