安室透

□8日目
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朝になり「はぁ…結局一睡もできなかった…」と呟き顔を洗い歯を磨き
着替えをする

今日は夜勤だったが電話をして休みをとる
今の状態では精神的に仕事に集中できないし入居者に怪我をさせたら大変だと思い休むことにした

「朝ごはん少し食べよ…」

簡単にご飯と味噌汁と目玉焼きを作り黙々と食べる

「はぁ…(哀ちゃんが言った通り引っ越した方が良いのかな ストーカーだよね…当てはまるよね…やっぱり引っ越そうかな…そうと決まれば!)」

不動産に行きセキュリティの高いやはり職場から近い場所を選ぶ事にした


案があっさり決まり荷物はあまりないため同僚に手伝ってもらい引っ越した

「ふぅ-これで大丈夫だよね?
流石に引っ越した場所までは特定されないよね?それにアパートの大家さんには引っ越し場所教えてないし…大丈夫だよね…」と不安になっていると

ピンポーン

インターホンが鳴る

同僚は帰ったし誰だろう?
嫌な予感しかしない…

鍵を開ける前に

「どちら様ですか?」と確認する

安室「僕です安室透です」

「!?(何で知ってるの!)」

安室「酷いじゃないですか
引っ越しをするなんて
話していただけたら手伝いましたよ?ああ…引っ越しをした理由は僕でしたか…だから言えなかったんですよね
雫さん」

「ッ…(わかられてる…)」

安室「黙っていては話せませんよ?
開けてくれませんか?
貴女の顔をみたいんです」

ガチャガチャ

「ヒッ…」

安室「雫さん早く開けてください」

ガチャガチャ ガチャガチャ

「ッ…やめて下さい!
お願いですから帰って下さい!」


安室「…どうしてですか?」

「会いたくないんです…お願いですから…帰って下さいッ…(怖い…誰か助けてッ)」

安室「…分かりました…」

靴の音がどんどん離れていくのを聞き

鍵を開けそっと開ける…

ガッ!!と開けた扉を捕まれグイッと開けられたがすぐにバタンッ ガチャンと扉を閉められ鍵も閉められ逃げ場も失う


「!?」

安室「やっと見れました」ニコッ

ギュッと抱きしめられる

「離してください!」

抵抗する

安室「嫌です」ニコッ

言われお姫様抱っこされ向かう先はベッド

「おろしてください!」

ドサッ!

安室「降ろしましたよ」ニコッ

降ろされたが
安室は雫の上に覆い被さる
車の中でされたように
昨日とはおなじで同じじゃない
昨日は車の中だったが
今は部屋だ

これから何をされるかは
予想できる

ガタガタと体を震わせる雫

安室「そんなに怯えないでください
抵抗しなければ痛いことはしませんから ニコッ ですが…抵抗したら…分かりますよね?言わなくても」

ああ…私ヤられるんだろう
安室さんに…

抵抗したらきっと酷いことをされるのだろう…

でも…抵抗しなくても結果はヤられる…


どうすれば良いの?

頭の中で考えるが答えはでない




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