短編

□独占欲
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あれから研二君が仕事に行くときは必ず部屋に監禁される

帰って来たら出されるが

お風呂に入る時は大型犬のケージに入れられ鍵をかけられ

お風呂から上がってくると出され

上半身裸で抱きしめられ深いキスを何度も何度もされる

料理は研二君が毎日作る
私には作らせてくれない

私の家事は洗濯か掃除

萩原「はい!出来たよ 冷めないうちに食べようか」

「うん」

テーブルにつき二人で「いただきます」と手を合わせてから食べる

食べ終え歯を磨き居間でくつろぐ


萩原「梅夜ちゃん〰️疲れた!」

と言い梅夜の首に顔を近づけ
チュッとキスを二度すると吸い付いてきた

「ッ…イタッ」

萩原「俺の梅夜ちゃんって印♪」

「ッ」

萩原「好きだよ 愛してる
梅夜ちゃんも俺の事
好きだよね?愛してるよね?」


それ以外の言葉は許さない

そんな目をしている

「ッ…好きだよ…私も…好きッ…愛…し…てる…愛し…てま…すッ…」

萩原「俺の目を見て言って」

頬を両手で捕まれ無理矢理
目線を合わされる形に

「(そらしたら…目をそらしたら…)ッ…私も…研二君の事…好き…だ…よ
愛…し…て…ますッ」


萩原「じゃあ結婚できるね」

「結婚…?」

何を言い出すんだ いきなり

萩原「好きで愛し合ってる
結婚できるよね?


できないの?」

「ッ…で…(出来ないよッ 本当はもう!好きでも愛してもないのに!でも…断ったりしたら…)

ッ…でき…ます…」

萩原「そうだよな!

なら今日婚姻届書いて出しに行こう」

紙を出し後は私だけが書けば良いようになっていた

震える手で何とか婚姻届を書き

二人で恋人繋ぎをして家を出て

婚姻届をだして

今日から私は橘 梅夜から萩原 梅夜になった




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