main(鬼っ子)
□個性の目覚め？
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わちの個性が出てきたのは
分かりにくい感じだった。
当時5歳のお正月、家族でご飯を
食べたりお年玉をもらったりとして
本当にすごく楽しかった
そして豆まきをやろうと何個か離れた兄から
豆の入った小さな木箱を受け取ろうとしたら
何故か手が止まって、しかも涙が勝手に溢れてきた
兄は驚いて「どうした？」と聞いてきたが
その頃のわち自身も分からずじまいで
泣きわめいてしまいオロオロする兄
その泣き声に気付きやって来たのは
ママとパパだった、
豆をいやいやと嫌がる私を見て
兄にどうしたのか尋ねると
「自分でも分からなくて、」と
返していたりしていてパパもオロオロしている
そんな時、ママが病院に連れていくと言った。