愛され猫姫様

□猫の川の字
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『待て待て、儂は1人で寝るぞ』



「大丈夫だなーんもしねぇよ」



ゆっくりと襖の方へ近づく儂を元親が捕まえてそのまま布団へ連行される。

ジタバタと暴れているもの虚しく元親と政宗に挟まれて寝ることになった。



元親にはガッチリと腰から手を回して後ろから抱きしめられ政宗は腕枕をする様に抱かれるがもう片手は布越しから太ももを撫で回していた。


『なぜ、主ら2人なんだっ!狭い!離れよ!触るな!』


「hey hey‥暴れんなって大人しくしてろよ」


『っ‥!』


政宗は怪しく笑って太ももを撫でていた手を中に入れ内ももに持っていきゆっくりと撫で上げる。

ムズムズとした感覚に身体を震わし段々、顔や身体が熱を帯びていく。

元親もそれに乗ったかのように片手を胸元に持ってくれば布越しにやわやわと揉みだす。


『やめ、元親っ‥』


「なら、頑張って抵抗してみな」


『んあっ‥!?』


抵抗して胸元を弄る元親の手と内ももを弄る政宗の手を引き剥がそうとすると元親が胸元の突起を摘み上げ強い衝撃が走りすぐに力が抜ける。


「色っぽい顔だな‥皐月‥」


『やぁ‥だあっ!』


政宗は一旦内ももから手を離せば頬を撫でて額から首筋まで唇以外に口付けを落としていく、その間も元親は突起を指で転がしたり引っ張ったりとして段々、下半身に熱が集まる感覚がし脚を無意識にすり合わせた。



「今すぐにでもぶち込みてぇ‥どうせ武田の連中ともやってんだろ?」


『っ‥この様な戯れをされる時はあるが脚は一切広げてはおらん!』


突然元親が布団を剥いで政宗から引き剥がす様に手繰り寄せ覆い被さるように上になる、それを睨み付ければポカンと呆けていた。


その隙にそそり立っていた元親の息子を蹴り上げれば儂の上から退き悶え苦しんでいた。


「‥その、なんだhoney‥まさかその歳で処女か‥?」


『当たり前だ‥儂を抱くに相応しい雄など居なかったからな』



「あー、そうだったのか‥」



ゆっくりと起きて立ち上がり政宗の方を見れば政宗も起き上がり息子を隠しつつ気まずそうに顔をそらしていた。


『ここまで、話したのだ覚悟は良いか?小童』


「ま、待て落ち着け!それでもオレはお前の事が!」


『問答無用!!!』


回し蹴りを政宗の顔面へ食らわせ、そのまま床へ頭をぶつけてダブルヒットを喰らい悶えている。

それを尻目に襖を開ければまだ悶えている元親を足蹴りで庭に飛ばし、政宗も庭へ放り出した。


そのまま、自らは襖を閉めて乱れた寝衣を整え布団に潜って寝た。
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