dearest…。

□第七章
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あの夏祭りから1年が過ぎ、俺は2年生になって1年時よりも忙しくなり、桃も3年になったことから実習だの課題だのバイトで忙しいらしい。


"今日、家来ねーの?"


"うーん、行きたいけど課題とバイトあるから…"


課題はしょうがない。バイトもしょうがないと分かっている。でもバイトって高校生の男に勉強教えるだろ?

…はぁ。駄目だ…。また僕の醜い嫉妬だよ…。

最近会えてないから少しした事で嫉妬をしてしまう俺。


『みや!今日バイト?』

「いや、今日ないよ」

『んじゃ、彼女と遊ぶの?』

「いやー、なんか忙しいっぽいから来ないかもなぁ…」

『んじゃ、俺らと飲まねー?明日休みだし飲もうって話してたんだけど!』

「あぁ、いいよ。」


たまにはクラスの連中と交流するのも悪くないか。大体俺の休みは桃か、バイトだしな。


"そっか、無理しなくていいからな?俺、今日夜クラスのやつと飲み入ったから来るなら鍵使って入ってて。"


一応桃にメールを送る。


『みやは彼女と長いんだろ?』

「あー、まぁ高校の時からだしな」

『年上だっけ?』

「うん」

『うわー、いいなぁ!憧れだよなぁ!年上のエロいねーちゃんって!みやが選ぶくらいだからぜってー綺麗だろ!』


残念ながら僕の彼女はお前らが思ってるような年上の彼女じゃないんですよ。


『じゃー、今度のクリスマスも一緒に過ごすんだろ?』

「忙しくなかったらな」

『いいね!俺らは寂しく男数人でカラオケでも、行くか!?』


周りで盛り上がってる途中、桃から返信が来た


"うん!分かった!飲み過ぎちゃ駄目だよ?"


おめーは俺の母ちゃんか。










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