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□実験してみよう!
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博士がローションの入ったボトルを手にしていたのを見た瞬間、明らかにこれは面倒事だと直感的に理解した。

「ねえ助手くん。僕、フィストファックに興味があるのだけど」

……思った通りだった。





清潔な白衣もシャツも全部脱いで全裸になった博士がベタベタとオレの腕にローションを塗りたくる。肘の上まで塗るそうなので、オレは上半身裸になっている状況だ。肘どころか肩近くまで塗られているような気がするし、博士の目がキラキラと輝いているような気がする。経験上、博士の目がキラキラしている時は碌なことがない。結局肩辺りまでベタベタにした後、博士は満足げに「よし」と呟いてオレの腕を離した。よいしょ、と四つん這いになった博士は少しローションが漏れててらてらと光るアナルの縁に指をかけ、くぱぁ、と広げながら未知なる知識とアブノーマルなプレイに興奮した表情でオレの顔を見て言う。

「さぁ助手くん、君の拳を突っ込んでくれ」
「いいですけど、痛いっつってもやめないですからね」
「大分慣らしたから平気だとは思うけれどね。ディルドも使って奥まで解したし」
「……そう、ですか」

ディルドを使って奥まで解した、という言葉に瞬間的に固まりながらも、揃えた指先から肘まで時間をかけてゆっくりとアナルへ挿入していく。わりと拡げられているとはいえ、流石に腕は苦しいのか短い間隔でハッ、ハッ、と犬みたいな息を吐き出し続けている。博士の薄い腹がオレの拳でボコッと膨らんでいる様は淫靡で、少し良くない暗い興奮を覚えてしまう。肘まで突っ込んだ腕は今まで動かさずにいたが、博士の息が落ち着いてきたことと薄暗い興奮からゆっくりとだが動かし始めた。腸壁を削るように腕を回していけば、くぐもった呻きが上がる。

「…博士、どうですか。やりたかったフィストファックの味は。」
「ぅぐ…っ、ぁ、はっ…苦し、くて、っ…気持ち、いいよ…っ」
「それ、苦しいけど気持ちいい、なんですか?それとも、苦しいから気持ちいい、なんですか?」

言いつつ腕を引き抜いて行き、そのまま全部抜くと見せかけて前立腺をキツく擦り上げながら今度は勢いをつけて奥まで突っ込み直す。アナルをガバガバにするつもりで遠慮なしに腕を抜き挿ししてやると、博士の身体は面白いくらいビクビクと跳ねて聞いたこともないような悲鳴じみた濁った嬌声を上げてヨガり狂った。

「ひッ、あ゛あぁぁ゛あッ!!!」
「ねぇ博士、これすっごい気持ちいいんじゃないですか?苦しいし、前立腺気持ちいいしでイっちゃうでしょ。」
「あ゛ぁあ…っ! あぐ、あ、これぇ゛っ、これだめ゛っ♥、お゛かしぐなるっ!!きみのぉッ♥きみのうでっ、うでをみるだけでイクっ♥イクようになっちゃうぅッ♥♥」
「それは大変ですね。ガバガバアナルになった挙げ句、オレの腕見るだけでイっちゃうなんて、日常生活に支障をきたしそうだ」
「ごめっ♥ごめんねっ♥僕のアナルっ♥ガバガバにっ、なっちゃったからぁッ♥あっ♥きみのおちんぽっ♥イかせてあげられなくなっちゃったぁっ♥♥」

この後に及んでなんてことを言うんだこの人、なんて衝撃を受け、思わず指で結腸を責めながら腕全体をを使って腸壁と前立腺をゴリゴリ刺激する。こんな可愛いことを言われたら、もっと虐めて気持ちよくしてあげたくなってしまう。アナルを虐めながら精液を吐き出し続ける博士の陰茎と、博士の痴態に硬く勃起して涎を垂らすオレの陰茎をまとめて強く扱き上げる。それに博士は再びビクッ♥ビクッ♥と身体を跳ねさせて身悶えながら声すら上げられない絶頂に溺れ、壊れたように精液を吐き出し続けていた陰茎は遂に潮を噴いた。

「―――ッ゛、あ゛ぁああ〜〜〜〜〜〜ッ♥♥♥」
「っ、あー…オレももう…ッ!」

擦れ合う陰茎と様々な体液が混ざり合ったぬめりが気持ちよく、オレの陰茎もまた限界を迎えビュルッ♥ビュルルルッ♥と勢いよく射精する。その間に腸液でふやけた指が結腸を貫通していたが、それに気付いたのは射精が終わってからだった。




「……博士、大丈夫ですか」

諸々の処理を終えてぐったりとベッドに身体を横たえる博士にそっと声をかける。少しの間を空けて返ってきた答えには苦笑しつつ、またなんてことを言い出すんだとじわりと興奮を覚えたのだった。

「大丈夫だよ……次は尿道責めとかどうだろう。君も興奮するんじゃないかい?」



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