向日葵

□5,2日目
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赤也が買い出しから帰ったのではちみつレモンを作っていた。

レモンを薄く切る。はちみつと少し生姜を混ぜた物に切ったレモンを入れ、だいたい20分くらい煮詰める。
タッパーにうつし、冷蔵庫で冷やす。
いきなり冷蔵庫に入れると冷蔵庫の故障に繋がるので、ちょっと冷ましてから冷蔵庫で冷やしてください。どうぞ、よかったらはちみつレモンの参考にしてくださいね(笑)

冷蔵庫で冷やし、ドリンクとタオルをコートに持って行く。
精市は、、、いつも通りか。

昼休憩も終わり、今日の練習が終わった。
風呂に行きたいが昨日の事が気になったので、みんなが終わってから入る事にした。

みんなが出てくるのを待っている間、みんながミーティングをする所で寝てしまった。

なんだかとても心地良い。
ふわふわしているような感覚。
顔をあげると幸村が私の隣に座り、頭を撫でてくれていた。

「子守唄はよかったかい?」
「ごめん、私寝ちゃってた!」
「可愛い寝顔が見れて俺は得したけど?」
「何言ってんのよ」
とじゃれていると蓮二がこっちに来た。
「岡崎、ちょっといいか?大事な話がある。」
「?うん、どうしたのー?」
「2人で話がしたいから俺の部屋に行こう」
「わかった〜、でもお風呂入ってからでいいかな?まだ入ってなくてさ!」
「あぁ、では部屋で待っている。」

風呂からあがり、蓮二の部屋をノックする。
「来たか。ではここに座れ。」
とベットを指刺され、なんの警戒もなく座る。
「ねー蓮二、何かあったの?」
「いきなりなのだが、精市とは上手くいっているのか?」
「!!!べ、別にそんなんじゃないから!」
「付き合ってはいないのだな?」
「付き合ってないよ、蓮二どうしたの?」
「好きなんだ。」
「は?!精市を?!」
「なぜそうなる。お前をだ。」
「、、、、」
「俺はお前が好きなのだ。お前が精市を好きなのはみんなわかっている。だが、俺は幼い頃からお前だけを見てきた。」
「蓮二、、、でも私、、、精市の事が、、」

「奈緒」

「精市!なんでいるの!」
「精市。俺は岡崎が好きだ。今そう告白をした。」
「あぁ、全部聞いていたよ。蓮二も人が悪いな。俺が聞いていたの気づいていたくせに。」
「へっ?ちょっと話ついていけないって!」
「奈緒、ついて来て。」

「行ってこい。後悔のないようにな。」
蓮二は優しく私の背中を叩いた。とても切ない笑顔で。
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