TWD 短編

□見せんなよ
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〜ダリルside〜


「じゃーーーん!」

「どう?」

暇で座り込んでいた俺達は声がすると振り返ったが
二人とも声がでなかった



いつもジーパンにシャツしかも男物だったりするのしか着ているところを見ていない

そんな時雨が足を大胆にだしていたことにまず驚きが隠せなかった



「ねぇダリル、似合う?」


そういってくるりと回って見せるとワンピースの横の部分がレースになっていて横腹も太腿もレース越しに見えていた


「なっ…!」


「みてみて、お腹もあいてるの!」

そう言って繋がっていると思われたワンピースは時雨が伸びをすると簡単にお腹が見えた


「…勘弁してくれ」


アレクサンドリアに住むことになり以前より仲間の数が増えた
もちろんそれにともなって男の数も増えた

誰にでも愛想良くニコニコとする時雨はそれだけでも好きだと言っているやつを聞いたりする


「とっとと帰るぞ」

そう言って時雨の手を引いて足早に帰ろうとするが正直アレクサンドリアにいれたくない
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