TWD 短編

□目が離せない
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初めて時雨を見たとき、綺麗な黒髪が後ろでまとめられててそれが揺れるのを目で追ってしまった





たまたまリック達と時雨を助けて
そのすぐ後にウォーカーと戦うことになって
ひ弱そうに見えた小さい女は勇敢に立ち向かって行って驚いた


目は鋭く敵を見つめていて俺の後ろのウォーカーを倒した時は俺が殺されるのかと思ったのに動けないほど目がそらせなかった
女はキャーキャー逃げ回るもんだと思っていたし、実際仲間はそうだったからこいつは何か違うと思い始めた







強いと思ったらゲロゲロ吐きだすし、意味がわからなかったが後から聞くと初めてウォーカーを殺したらしいから納得した





皆が休んでるときでさえ、一人で回りを警戒して隙のない女だと思ってたら、酒を飲むとへらへらしだした



時雨が笑ったのをみて、もちろん俺も含めた男たちが惹かれた瞬間だった











きっと、初めてみたその時から俺は惹かれていた






その後も目が離せなくて、なんて面倒な女に会ってしまったんだなんて思ったりもした
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