TWD 短編

□少しの安らぎ
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街へ行った帰りに時雨という女性に出会った



初対面の印象?
そんなの何も覚えてないかな
だってそうだろ?
ウォーカーに囲まれてフェンスにぶら下がってたんだ
どうにかして助けなきゃ、それしか考えてなかったからね




リックの提案により俺のたちと一緒に来ることになって
残念ながら車で快適な移動じゃなくて
キャンプへ走って、本当に走って行く過酷なものだったね
何ていったってあのメルルがキャンプを襲ってるかもしれないから


もちろん女の子にそんな事はさせたくなかったんだけど
事は急を迫っていたから仕方なくね



時雨はあの小さい体で
男の走るスピードについてきたんだ
あれには驚かされた
正直俺は直ぐにでも休憩したかったからね


大丈夫?と声をかけたときに大丈夫と言われた時は
ここで俺がしんどいなんてバレたらなんて格好悪いのだろうなんて考えた
キャンプに危険が迫ってるのに、酷いよね俺
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