太陽と火星の出会い

□第1話
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?「着いたぞ!では、車を借りてくるので待っていてくれ!」


「ありがとうございます。よろしくお願いします。。。」

聖空は炎ような長い髪を持つ男性が
家の中に入るのを眺め、戻ってくるのを待っていた。


(、、、なるべく人を巻き込みたくないんだけどな、)




しばらくすると彼は戻ってきた。


?「君の名前を教えてくれないだろうか?」




「星谷 聖空です。」


杏「聖空か!俺は煉獄 杏寿郎だ。では、行くとしよう!」


優しい笑顔で言う彼はまるで、




「太陽みたい」





杏「ん?太陽??」

「な、なんでもないです、、」


声に出てた。。








杏寿郎は聖空を車に乗せ、
病院まで送ってくれた。










「杏寿郎さん、お待たせしました。」
聖空は病院から杏寿郎が乗る車まで戻ってきた。



杏「うむ!では家まで送ろう!」



(これ以上迷惑かけちゃだめだよ、、、)
「ここから近いので大丈夫ですよ。ありがとうございました。」
お辞儀をして、早くその場を離れようとした。





だが、




「!」





?「、、、」



少し遠くの方で、
あの人が聖空のアパートに向かって歩いているのが見えた。




(これ以上この人に迷惑かけられない。今日は野宿でもするか、、、)



聖空はそのまま、あの人とは逆方向の道を進もうとした。







杏「待ってくれないか。」

後ろから腕を引かれた。


杏「なぜ君は1人で抱えようとするのだ。君のその怪我からして誰かに付けられたものだろう。誰にこんな風にされたのだ?」



真っ直ぐな炎のような綺麗な目で
見られ、


杏「場所を変えて話そうか!」



「え!」

思わず大きい声が出てしまった。
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