たまに詩唄

□あるように
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アレが欲しい
コレが欲しいと
口にはするけれど
思うだけ
思うだけの僕なの

時間軸を戻そう

帰り道 君との今までを思い出して
ひとり笑っちゃうんだ

足元も見えない
先も見えない道造を
ひたすら歩いている

「君だけだよ」と
キスをして 抱きしめて
また 届けたメールは僕をうつす

暗闇は僕に迫る
誰が否定しても
誰かと同じでも
悲しい 
悲しい
見えるモノを欲しがって
いつまでも
ソンナ僕らさ

君はこれからどうするの

どんなにあきらめても
欲しいモノがあるんだ
どんなに届かなくても
手に入れたいものがあるんだ

僕の次に世界がある
振り返るんじゃない
君との 今までを
忘れるわけない


「それでも僕だけだから」と
キスをして 抱きしめて
また 届いたメールは君をうつす

いつまで 繰り返すの

アレが欲しい
コレが欲しいと
口にして
思うだけ
思うだけの僕なの?
手に入れるために
僕は何をした?

思うだけの僕じゃないはず

光が目につく
クラクションと共に
笑い声
手を振る少女
振りかえす僕
君と過ごすため
僕は何をした

思うだけじゃ
始まらない
思うだけじゃ
始まらないんだよ
届いたメールに返事を
いつもよりも もっと
君とのこれからが
あるように
君とのこれからが
あるように


     20081026

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