MGS小説
□act.4 「始まりの女」
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オタコン「どうしたんだいスネーク、その人は?」
オタコンの第一声はそうだった。
キャンベル「スネーク、どうやって口説いたんだ?あんな美人を、教えろよ。」
キャンベルの第一声はそうだった。
スネークは、しつこく聞いてくるキャンベルを無視してオタコンに状況を説明した。
オタコン「君がビッグママ?本当かい?」
エヴァ「本当よ、驚いた?」
オタコンは上から下までエヴァの姿を何度も確認するように見ていた。
すると近づいてきたスネークがオタコンの耳元で言った。
スネーク「惚れたか?」
オタコン「驚いてるだけだよ!」
オタコンは直ぐにそう返した。
オタコン「からかわないでくれよ、スネーク。」
スネークは煙草をくわえながら悪いと言って煙草に火を付けた。
オタコン「とりあえず問題は武器と情報が少ない事と謎の人物だね。」
スネーク「眠らされていた兵士を調べたんだが使える武器はほとんど持っていなかった。
その謎の人物が持っていったんだろう。」
すると先ほどから黙っていたキャンベルが口を開いた。
キャンベル「とりあえず次の目的地はどこにするんだ?」
オタコンは地図を取り出し、それを見ながら答えた。
オタコン「そうだね、ここから南に行った所の沿岸に港がある、そこに倉庫もあるみたいだ。」
スネーク「軍事基地があるような島だ、武器があるかもしれないな。」
オタコン「そういうこと。」
キャンベル「じゃあ決まりだ。そこへ向かうぞ。」