宝石
説明の少ない宝石店
変化のない毎日。
仕事をしに家を出て、眠るために家に帰る。
目が回る程忙しくはない。
だけど何かに没頭する時間はない。
そんなあなたは頑張る自分へのご褒美を買おう、と思い立つ。
何気なくあなたが立ち寄ったのは宝石店。
「いらっしゃいませ」
長い黒髪の女性店員が挨拶した。
「何がお探しですか?あなたにぴったりの宝石があるのです。」
店員がショーケースの上に並べたのは、6つの箱。
蓋を取り去り現れた宝石の1つに、あなたは心を奪われた。
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