銀魂小説

□ピンクの小さな世界
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俺は不覚にもあいつのこと……



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真選組屯所.....



俺はいつものように昼寝をしていた。

銀「だぁかぁらぁ!!俺はやってねーって言ってんだろ!」

土「お前以外に誰がやるってんだ!!いい加減薄情しろ!」

沖「………」


ま〜た旦那が土方になにかやらかしたらしい。

ま、いつものことだからもう慣れたけど。


神「…よォ。久しぶりアルナ」

沖「お前は、、チャイナ!なんでここにいるんでィ」

神「銀ちゃんに付き添って来てたアル。
  でも銀ちゃん、マヨラーになんかやらかして
  こんなところに来るはめになったアル」

沖「そうですかィ」

神「何アルか?お前らしくないアル。
  いつもならここで「チャイナァァ!」っていいながら
  戦いに挑みにくるのに」

沖「…今日はそういう気分じゃないんでィ」

神「…ふ、ふーん。。そうアルか。調子狂うアルな」


調子狂う?…俺だってそういう気分じゃねぇときだってあるんでィ。

最近、お前のこと意識しちまう。

ほんと…俺らしくないぜィ。。


神「なに考え込んでるアルか?…私に言ってみるヨロシ」

沖「……ッ」

なんでこんなときだけ優しいんだよ!

俺は…俺は…


神「ま、言いたくないならいいアル。んじゃな」

沖「ま、まてよ!…神楽ァ!!」

っは!…いま、俺、なんて…


俺は不覚にもあいつのこと…


あいつのことを名前で呼んでしまったんだ

ほんとどうにかしてる。

俺には無理だ。やっぱこの気持ちはおさえられねェ


沖「チャイナぁ!!」

神「何アルか!?やっとやる気になったアルか?」(構えのポーズ)

沖「ちげーよ」


素直に伝えよう。

この気持ち素直に伝えよう。

中々言えない一言。


「好 き で す」


俺にはこんな台詞まだまだ言えねぇけど....



あいつには届いてるかな?


もし伝える事ができたら


そしたら違う世界が広がるから。


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END

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