☆レツゴ小説☆


□ドキドキ☆エクササイズ
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ドキドキエクササイズ★









「シュミット!!これは・・・・!!」








エーリッヒはシュミットの部屋へ入ってビックリした。






昨日は無かったハズのモノがそこにある!!






部屋のド真ん中に置かれているアレは・・・・・・・・!!










最新フィットネスマシーンの乗馬君2号だった!!





よくテレビのコマーシャルで流れていたのでエーリッヒは知っている。でもまさかシュミットが買うとは・・・・・・・。









「フフフッ・・・・私は日本に来てから、趣味である乗馬が毎日出来なくなってしまった!!ストレスが溜まって死にそうだったんだ!!だが、テレビでこれを見た時!!ピーーーーーーーーンと来たんだ!!これは買うしかないとな!!」







「そんな・・・これはフィットネスマシーンであって、乗馬を体験できるマシーンでは無いんですよ?またアナタは後先考えず・・・」








エーリッヒはため息をついた。









「なにを言う!なかなかの乗り心地だぞ!早さも選べる機能付きだ!乗ってみないか?エーリッヒ!!」







「・・・一分間だけ乗ります」








実を言うとちょっと乗りたかったエーリッヒ。ちまたで人気のマシーンはどんな動きをするのか気になった。








うぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん






ゴウンゴウンうごきだす乗馬君2号。







「これは・・・なかなか面白い動きをしますね!どんな仕組みなのかが気になります!・・・シュミット、やっぱり10分間乗ってもいいですか?」







エーリッヒが恥ずかしそうにシュミットに聞く。










「ああ。いいぞ。だが次は私の番だ。10分以上は許さない!!」





「ありがとうございます!シュミット!!」







ゴウンゴウンゴウンゴウン。。。。。









「・・・結構疲れますね!!汗が出てきちゃいましたよ!!・・・スゴイですね。乗馬君2号は!!」










シュミットの方をみるとなんとシュミットは乗馬服に着替えていた!!!





「乗馬をやるんだ。あたりまえだろ?やはりこの服装はしっくりくる。これから毎日が楽しみだーーーー!!はっはっは!!」






「うわ!ムチまでもってる!本格的ですねシュミット!!でも、必要ないと思いますよ。。。」





エーリッヒは素直に思ったことを言った







「必要ある!!雰囲気が大事なのだ!病は気からと言うように、スポーツも服装からだ!気をひきしめねば、馬から振り落とされてしまう!!」








「そ、そーですか・・・。」







「エーリッヒ!!もう10分経った。止めるぞ」






シュミットに止められて仕方なく降りるエーリッヒ。




「また次乗せてくださいよ!」






エーリッヒは予約した。なんだかんだで気にいったらしい;








「わかった。だが、私とお前交互に乗るぞ。譲り合いっ子だ。さーて、いい走りをしろよ?乗馬君2号!ハイヤーーーーーーー!!」






シュミットがスタートボタンを押す。動き出す乗馬君2号!



シュミットは後ろをムチで叩きつつ、スピード調節ボタンを押し、スピードを速めて気分をだした。







「ゆかい!愉快だーー!周りの景色が霞んでみえるぞ!!すばらしいスピードだ!!」








「楽しそうですね・・・シュミット。後5分ですからねーーー!」










エーリッヒはシュミットが終わるのを待った。








「クッ・・・もうおしまいか・・・。仕方無い・・・。エーリッヒ代わろう。」






シュミットがシブシブ降りる。。。







エーリッヒがまた乗った。







「いやーーーいいですね!僕もほしくなってきました!!」









楽しそうなエーリッヒをみてシュミットはいてもたってもいられなくなった!!





「エーリッヒ!!もっと前へつめろ!!2人乗りに挑戦するぞ!!」







「2人乗りって・・・・えええええーーーーー?これムリでしょ−−−?」







そんな余裕はなかった!!






「大丈夫だ!!私は乗馬のプロだぞ?立ったままでも馬を自由に操れるのだ!!私に任せろ!!エーリッヒ!!!!ハイヤーーーーーーー!!」








ゴウンゴウンゴウンゴウン・・・・





「・・・意外といけるモノなんですね・・・・」




エーリッヒが乗馬君2号に感心する。





「私の腕がいいからだ!!よし!!もっとスピードをあげろ!!」





ピシッピシッ!!




シュミットが乗馬君2号をムチで叩き、エーリッヒが操作ボタンで速度をあげた。






2人の息とテンションはいつになくピッタリだった!!!!






「さすが我が親友エーリッヒ!!乗馬君2号の良さがわかるとは・・・・!私はうれしいぞ!!」








「シュミットこそ、いい買い物をしましたね!遊園地のアトラクション以上に楽しいですよ!!」




2人はいい汗をかいてさわやかだ!











「・・・・ねぇ・・・何してるの?」









冷めた声の出所はミハエルだった!ドアから半分覗いている。。。





フィットネスマシーンに2人で乗り、汗だくで満面の笑顔の2人・・・。



しかもシュミットは乗馬服姿で手にはムチを握っている。







「なんのプレイ?・・・恥ずかしいんだけど・・・」







ミハエルはメッチャ引いている!!








「ハハハハハッ!!ミハエルも乗るか!!??手軽に乗馬体験乗馬君2号を!!」







「見た目以上に楽しいですよ!!すごい運動効果なんです!!」









「い・・・いらない・・・・」








ミハエルはますます引いた。。。





なに?この2人のテンション・・・・シュミットはともかく・・・・エーリッヒまで!!??怖いんだけど。。。。。









そのとき!!乗馬君2号がいきなりストップし、シュミットとエーリッヒは床に崩れ落ちた!!




「っく・・・・!私としたことが落馬してしまった!!」






「ああああ!乗馬君2号が煙を上げています!!け、消さないと!!」





わぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁあぁ。。。。。







鎮火。










「わ・・・私の乗馬君2号が・・・・・・!!壊れてしまったーーーー!!」




「2人のりがいけなかったんですかね?また買ってくださいよシュミット・・・。」








「・・・って言うか、長時間乗っちゃダメなんだよ!!もう!!・・・なんでボクがツッコミしなくちゃいけないのさ!!いいかげんにしてよね!2人とも!!反省会やるからね!!!」









「はっ反省会!?それだけはやめてくれーーーー!!」





「ミハエル!!シュミットが勝手に2人乗りしてきたんです!僕は普通に乗馬君2号を楽しんでいただけなんですーーー!!」







「だめ!!エーリッヒも同罪!!さーて、、、反省会・・・何してもらおうかな???ふ・た・り・と・も!!」










ギャーーーーーーーーーーーー











こうして魔の反省会がはじまった!!



はてさてミハエルはどんなオシオキをすることやら・・・



















その後シュミットはこりずにまた買ったらしい。。。



今度は乗馬君3号を・・・・・・





ドキドキ☆エクササイズ END
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やっぱギャグ好きです♪


たのし♪





シュミットはサイコーーーーのお笑いキャラです。ネタがつきません☆



2008・7・17     リル

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