#ミハエルの歴史を長々と妄想中#

□Michael伝記
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Michael伝記







※長文です。ご注意を♪


















小学校1年生のミハエル。









心臓の病気の為、運動は禁止されており、実家である城の中で動物たちと戯れてばかりであった。









学校へは行かず、もちろん友達もいない。









だが、寂しくは無かった。









祖父母や両親・動物たちと大好きなクラシックに囲まれていたから。。。









家庭教師がつき、勉強も中学レベルまでは出来ていた。









時々、ただ1人のイトコ(ミハエルの母の妹の息子)である、ミハエルより1つ年上のラルフが遊びに来てくれる。









外の世界の情報を持って来てくれるラルフの話が大好きだった。















小学2年生になり、ラルフがミニ四駆を始めた事を知る。









ドイツのミニ四駆組織として名高い、アイゼンヴォルフに入団したらしい。









そのレースビデオを見せてもらい、ミニ四駆に興味を持ち始める。









走ることが出来なかったので、部屋に小さな円周コースを用意してもらい1人楽しむミハエル。









ラルフのマシンもセッティングしたり、手先の細かい事をするのが好きだった。









ラルフはこの時点でミハエルの天才的な素質に気づき、脅威を感じ始める。。。









しかし、病気であるため、ミニ四駆を本格的にミハエルがやるのは無理だろうと考えた。














その頃のアイゼンヴォルフは、シュミットがリーダーを務めていた。









実力もあり、威厳のある名高い貴族の息子の彼は、幼馴染のエーリッヒと共にアイゼンヴォルフをまとめあげていた。









ラルフは上にあがるために、なんとかシュミットを引きずり降ろそうとたくらむ。









名誉あるリーダーの座を虎視眈々と狙っていた。












ある日、アイゼンヴォルフのレースを直に見たくなって、祖父にお願いして連れて行ってもらえる事になったミハエル。









ラルフはミハエルのセッティングの腕を利用し、シュミットのマシン・ベルクマッセを追い上げる。









シュミットに勝利するラルフ!!









だが二回戦のレース、自分でセッティングをしたらシュミットに負けてしまった。。。









ミハエルとオレの何が違うんだ!?
暗い考えに囚われていくラルフ・・・。









ミニ四駆が好きなダケじゃ勝てない・・・!!









ラルフはリーダーになるため、行動に移った。















ーーその日はアトランティックカップに出場するメンバーを選抜するためのレース前日だった。。。









シュミットのマシンが何者かに壊されている・・・!!









この状況では、明日の選抜レースへは出られそうにもなかった。。。









シュミットは悔しがる。。。









ラルフは影でほくそえんだ。









ミハエルは練習風景が見たくて、また無理を言って祖父にアイゼンヴォルフ・レースサーキットに連れてきてもらっていた。









そこで、壊れたマシンを持ち悲しんでいるシュミットとエーリッヒを見かける。









「僕が直してあげるよ!」









ニッコリとミハエルが言った。









3人が初めて出会った瞬間だった。。。










ミハエルが祖父にお願いして、重工の設備や、パーツ・マシン類を自由に使わせてくれるよう頼んだ。









そう・・・!
ミハエルの祖父はドイツでも世界でも有名な、ドイツ産高級車メイカーの会長を勤めていて、
アイゼンヴォルフに強力な権限を持つスポンサーだったのだ。










ミハエル・シュミット・エーリッヒは徹夜でマシンを直す。









朝日が出始めた頃、マシンは完璧に復活した。









そしてアトランティックカップ選抜レースが始まる。









シュミットのベルクマッセが直っている事に驚くラルフ。









シュミットとエーリッヒは、ミハエルの姿を探したが見つけられなかった。











その時ミハエルは徹夜の無理がたたって病院にいた。。。









シュミット・エーリッヒが見事ワンツーフィニッシュ!!









アドルフ・ヘスラーが続き、ラルフは五位だった。。。









シュミットが、ミハエルを知らないか?とみんなに聞きまわる。









ラルフはシュミットのマシンを直したのがミハエルだと知ると、ミハエルに怒りを募らせるのだった。。。

余計な事しやがって!!・・・と心の中で叫んだ。
















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体調が良くなったミハエルは、家の城でマシンを走らせていた。
円周コースをグルッとまわって独りで走るマシン。


だが、マシンが帰ってこなくなった・・・。







コースアウトしてるのかな?






ミハエルは廊下に出て、マシンを探す。。。









やはり、コーナーでコースアウトしていた。







ミハエルは近づき、マシンを手に取る。






ちゃんとセッティングしたのに・・・怒







ミハエルはマシンにイラついた








マシンをコースに戻すと勢いよく走りだした。







ミハエルもマシンと一緒に走ってみる。







だが、急な運動で心臓が痛み出した。。。







ミハエルはその場に崩れ落ちる。。。








ミハエルを置いて独り走っていってしまうマシン。。。









ボクが組み立てて・・・セッティングしてやったのに・・・ボクを置いていくの?


たかが機械のくせに・・・許せない・・・


絶対追いついて・・・




完璧に支配してやる・・・!!









ミハエルに目標が出来た瞬間だった。。。









支配するにはいつも監視していなければならない。







直に命令を下すためにも、走れるようになりたい!!









ミハエルは病気を治したいと考えるようになる。









8歳の誕生日が近づいたある日、かかりつけのお医者様に走れるようになりたい!と言った。









手術はもう少し大きくなってから・・・そちらの方が安全・・・と止められたが、ミハエルは引き下がらなかった。









ミニ四駆を本格的にやりたい!と両親・祖父母に強い意志で宣言する。









ミハエルの意志を尊重しようと家族は手術を認め、医者にお願いした。。。








手術は終わった。。。










だが、不整脈は完全には直らなかった。









強い外的ショックと心理的ストレスがあると発作はでてしまう。。。









週に1回の病院での検査・毎日の投薬を続けると心臓は落ち着いてきた。









走れるようになるため、リハビリをする。









テレビではアトランティックカップが行われていた。









シュミット・エーリッヒ・ラルフ・アドルフ・ヘスラーが映っている。









アメリカ代表のアストロレンジャーズとの接戦を見事下し、優勝をおさめるアイゼンヴォルフ!!









ミハエルは感動した!すごい!!





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