認知症について@

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【認知症の理解 (にんちしょうのりかい)】
認知症はかつて痴呆症と呼ばれていました。痴呆という用語は、医学用語として定義されています。痴呆の定義は「いったん獲得した知的機能の不可逆的崩壊」というものでした。つまり、本人からすれば、これまで経験し学習してきた事や、これから経験し学習していく機能のうち「知的機能」だけが元に戻らないように壊れてしまう事が痴呆なのです。
この事に付随して精神症状が現れやすくなりますが精神症状と認知症は分けて考える事が必要です。
認知症は治らない病気です。認知症が軽減されたという事は、おおむね精神症状が軽減された事をいっている場合が多いようです。
では知的機能とは何かという事ですが、知的機能は…

@記憶力
A記銘力
B計算力

と定義されています。
わかりやすく表現すると「認知症=想像を絶する物忘れ」と理解すればよいでしょう。



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