01/04の日記
23:08
ラッパスイセン
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「…あっ……いや。だから…」
アルトが真っ赤になりながら言葉を濁す。
いまさらあたしを抱くのに何の言い訳や言葉が必要なのよ?同情で抱かれるのはまっぴらだけど、好きな男に求められるって、最高に幸せで女冥利に尽きるじゃない?
ちょっとイジメすぎたかしら?
良いわ。今日は折れてあげる。その不器用な愛に応えてあげるわ!
「アルト!やらせなさい!」
「ぐっ……お前!女の台詞じゃないぞ!」
「あらあ?あたしはアルトの心情を言ったつもりだけど?」
「ぐっ……」
図星で言葉もないアルトをカーペットに押し倒して、腹の上に馬乗りになる。何時もと違う逆な立場にシェリルは楽しくて仕方がなく、抜き取ったアルトのネクタイで両手の自由を奪い、妖艶に微笑んだ。
覚悟しなさい!アルト!!
夜は始まったばかりだ。
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