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□神様日記
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神様日記、
私はいつも神殿から色々な方々のストーリーを感じ、見つめている。

元・神様の片割れピッコロさんの恋だって、私はちゃんと知ってます!


あ。覗きの趣味はないのであしからず!!これは神様の大事なお仕事なのです



「ピッコロさーん!!」


毎日、空の彼方から飛んでくる声の持ち主が大きく手を振りながら今日も相変わらず元気にやって来た


トン…
「ピッコロさん、デンデ、Mr.ポポこんにちは!いやー、学校がいつもより長引いて今日は遅くなりました」

「悟飯さんこんにちは!
ピッコロさーん!悟飯さんがいらっしゃいましたよ!」

と振り向くと目の前にピッコロさんの姿…


「言わなくても聞こえている。」

「あ。居たんですね…すいません…ははは…」


悟飯さんの気を感じたから、すかさずここへ来た事も知っていたが、あえて言わないで置く


「ピッコロさん!一日振りですが、僕は会いたかった!ピッコロさんは?」


ピッコロさんはちらりと私の方を見てから言った


「別に…それより悟飯、しっかり基礎メニューはこなしているのか?!

勉強ばっかりじゃー…」

「わ!…私達はお邪魔みたいなので失礼します!さあMr.ポポ神殿でお茶でも飲みましょうか…ね」


ピッコロさんの説教を遮って、はてなマークを頭に浮かべるポポの背中を押し神殿へと入ると、
後ろから慌てた声が。


「気を使わないで下さい!僕は大丈夫ですから!」


「それより悟飯さん、ゆっくりして行って下さいね!ピッコロさん、毎日悟飯さんが来るのを楽しみにしてるんですから」

「こら、余計な事を言うなと何度言えば解る!」

「ご、ごめんなさい!
…ではー」



危ない危ない…
またつい余計な事を口走ってしまった

でも、ピッコロさんは本当に悟飯さんが来るのを毎日待ち詫びているんです

今さっきだって修行中でピリピリしていた癖に悟飯さんの声を聞いた途端凄く優しい気に変わった



「さぁMr.ポポ、お茶でも飲みましょうか。」


微かに聞こえてくる会話
二人きりでもピッコロさんは無口だけど、

とっても、幸せそうだ。



「お茶いれてきた」

「ありがとう。
さて、Mr.ポポ…ピッコロさんと悟飯さんのお邪魔にならない様に。今日は何の話をしながら時間が過ぎるのを待とうかな…」


「ポポ…もう話尽きた。先代の神様の話。みんなの話。もう全部神様に話した」

「…ですよね」



こんな退屈も
ピッコロさんと悟飯さんが幸せなら私達も幸せ

先代の神の幸せは私達の幸せなんだから。


ずっと、大好きな地球が平和で有りますように


ーEND

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