サイナル部屋

□餅つき
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「わーっ!すっげー柔らかいってばよ!」

サイにそれを見せると,笑顔を浮かべた。

「そうですね。ナルトのお尻みたいです。」

俺は一気に顔が赤くなるのを感じた。

「変なことばっか言うなってばよ!」

そう言って振り上げた腕をサイは簡単に掴んで避けた。

「わっ!?」

「ナルトごめんなさい。」

サイに腕をとられた俺はバランスを崩し、切り餅用に長く伸ばされていた餅の上に倒れ込んでしまった。

「サイっわざとだなっ?!」
サイは謝ったけれど,顔には思い切り笑顔が浮かんでいた。

「このっ!…っ…くそっ…離れないってばよ!」

サイに拳を飛ばしてやろうと思ったのに服についた餅は,俺の身動きを封じた。

「ナルトはちょっと目を離すとスグに,他の人の所に行っちゃうからこれでいいんです。」

サイは嬉しそうに俺の前髪を撫でている。

「よくないってばよ!身動きとれねーじゃねーか。」
腕も足も背中も,すっかり餅の中に取り込まれてしまっている。

「身動きとれないんですか?それは都合がいいです。」

サイの笑顔が俺に恐怖を感じさせる。

「まさか…」

サイは忍具入れからクナイを取りだし,風を切った。

「うわぁぁっ…」

目を開けた時視界に入り込んだのは舞散る俺の服と,冷静なサイの顔。

「ん〜。いい感じです。」

俺の体は傷一つついていなかったけれど,来ていた服はズタズタに切り裂かれ殆んど裸も同然だった。

「ひぁっ…」

クナイをしまったサイの手が布の間から覗く胸の突起を摘まみ上げる。

いつも思うけれど,サイの手は実に器用に動く。

「はあっ…あんっ」

頭は刺激を嫌がるのに,体は喜んで受け入れてしまう。

「気持ちいいですか?」

「いいわけ…ないってば…。」

抗っても無駄だと言うことは分かってるけれど,羞恥心がそうさせるんだ。

「そうですか。それじゃあ…」

サイは指で敏感にした突起を口に含み,盛大に音を立てながら吸い上げる。

「ぁあんっ…はぁっ」

背中がビクリと跳ね,俺は餅を握りしめて刺激を耐え抜いた。

「サイー?ナルトー?」

俺達を呼ぶ声が聞こえる。
「何だ〜ここにいたの?…………お前ら何してんの?」

カカシ先生の声だ。

俺は身動き出来ない体をさらに硬直させた。

「見て分からないですか?」

サイは怯むことなくそう言うと,俺の乳首に再び吸い付いた。

「あぁんっ……」
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