オカルト辞書〜人物編〜

【ふ】 2件

【福来友吉 (ふくらいともきち)】
1871〜1952年。日本における本格的な心霊研究の祖。念写の発見者として世界中にその名を知られている。東京帝国大学で心理学の助教授を務めていた1910年、「千里眼夫人」の異名をとることになる透視能力者、御船千鶴子を発掘。さらに長尾郁子、高橋貞子の念者能力を発見して、これらの研究結果を発表した。あくまで心理学研究の一環として大きな注目を浴びるが、超能力実験での詐欺疑惑で山川健次郎博士らの学者やマスコミから非難を浴び、帝大を追放される。しかし、その後も独自の研究を続け、念写能力を持つ三田光一を発掘している。


【フラメル(ニコラ=) (ふらめる)】
1330〜1418年。達人の域に行きついたといわれる大錬金術師。夢の中で天使が手にしていた「アブラハムの書」をある男から手に入れ、その解読に成功したという。研究の末、水銀から銀を、さらにその銀から金を生成する元素転換に成功し、実際に大金持ちになった。晩年には研究の集大成「象形寓意図の書」を著した。



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