オカルト辞書〜神々編〜

【こ】 5件

【黄帝 (こうてい)】
中国古代の伝説的皇帝であり、天上界、人間界の全てを監督する最高神。「皇帝」とは、もともと黄帝をさす言葉だった。


【事代主神 (ことしろぬしのかみ)】
大国主神と神屋楯比売命との御子神。出雲国の伊那佐の小浜での「国譲り」に登場する。大国主神に代わり国譲りを認めたのち、自らは海中の榊でできた垣根の中に隠れてしまった。恵比寿信仰と結びつき、商売繁盛の神として人気が高い。


【木花之佐久夜毘売 (このはなのさくやひめ)】
「古事記」では神阿多都比売、「日本書紀」では鹿葦津姫や吾田鹿葦津姫が本名とされる。日本の最高峰である富士山の神として名高い。大山津見神の娘。類まれな美貌を持ち、日子番能邇邇芸命の妻として、火照命、火須勢理命、火遠理命の3柱を産んだ。


【金剛力士 (こんごうりきし)】
寺の山門に立つ仁王。悪霊・鬼神から、仏教や信者、および寺域を守る神。別名「密迹金剛」といい、28人いる千手観音の眷属のひとりでもある。もともとはギリシア神話に登場するヘラクレスとされる。


【牛頭天王 (ごずてんのう)】
祇園精舎の守護神とされる神。薬師如来の化身ともいわれる。性格が極めて荒々しかったため、日本では須佐之男命と同一視された。平安時代から疫病神として信仰され、京都八坂神社の祭神として知られる。有名な祇園祭はこの神を祀って疫病を鎮めるために行われている。



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