オカルト辞書〜神々編〜

【た】 6件

【高御産巣日神 (たかみむすびのかみ)】
「古事記」序文において、「造化三神」の一神であるとされる。天之御中主神に次いで、高天原に現れたとされる。天の生命力を象徴しているとされる。


【建御雷之男神 (たけみかづちのおのかみ)】
剣とかかわりを持つ武神。出雲国に赴き、大国主神に「国譲り」を求めたことで知られる。武神としての力は、神武天皇の東征の成功にも大きな役割を果たした。悪や世の乱れを正す性格を持つ。


【建御名方神 (たけみなかたのかみ)】
長野県の諏訪大社をはじめ、全国の諏訪神社に、妻の八坂刀売神とともに祀られる。大国主神と高志沼河姫との間にできた御子神。「国譲り」の際にただひとり承服せず、力比べを挑んだが敗れて諏訪の地へやってきて鎮座したとされる。


【玉依毘売命 (たまよりびめのみこと)】
火遠理命(山幸彦)と豊玉毘売命との間に生まれた。鵜葺草葺不合命の養育係となる。後に鵜葺草葺不合命と結婚し、神武天皇(神倭伊波礼毘古命)ら4人の子を産む。


【大日如来 (だいにちにょらい)】
宇宙万物の根源で、知恵の光明で宇宙をあまねく照らすとされる密教の中心仏。その起源は古代ペルシアの太陽神アフラ・マズダーと関係がある。密厳浄土にいるといわれ、全ての仏菩薩、また生き物はこの仏から派生しているとされる。


【第六天魔王 (だいろくてんまおう)】
別名「他化自在天」「天魔波旬」「魔王の中の魔王」とされ、多くの眷属を率いて、人間界において仏道の妨げをする。仏教教団を敵視した織田信長のあだ名としても有名。もともとはインド神話のシヴァ神。



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