オカルト辞書〜神々編〜

【て】 5件

【テスカトリポカ (てすかとりぽか)】
アステカ諸神において最強とされ、あるときは恵みを、あるときは破壊と混乱をもたらす気まぐれな神。名前は「煙る鏡」を意味し、秩序の神ケツァルコアトルに対して「混沌」を象徴する。


【天妃娘娘 (てんぴにゃんにゃん)】
航海の守護神「媽祖」として知られる女神。華僑を中心に東南アジアで絶大なる人気を誇る。


【デーモン (でーもん)】
「悪魔」「鬼神」「魔物」などと訳す。語源はギリシア語で超自然的・霊的存在を意味する「ダイモーン」で、人間を超越した力を表し、善悪の区別は無かった。ブラトンはこれを神と人間の中間の存在としている。
キリスト教が台頭すると、異教の神は全て悪魔と見做されるようになり、邪悪な存在をさす意味で用いられるようになった。


【デメテル (でめてる)】
ゼウスの姉のひとりで、大地の豊穣を司る女神。その起源は古く、「母なる神」という名の由来を持った神でもあり「穀物の母」とも呼ばれる。ローマ神話ではセレス。


【ディオニュソス (でゅいおにゅそす)】
人間の娘セメレとゼウスとの間にできた子供。成人した彼は葡萄の栽培法を考え出し、ワインを作って世界に広めた。酒と陶酔とを司る神。ローマ神話ではバッカス。



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