オカルト辞書〜神々編〜

【は】 6件

【ハデス (はです)】
ゼウスの兄であり、冥界の王として絶大な力を誇った。彼の司る冥界は、最高神ゼウスでさえも干渉できない独立した世界で、亡者の魂がそこで裁かれるという。ローマ神話ではプルートー。


【ハトホル (はとほる)】
ホルスの妻であり、安産、子孫繁栄など、古代エジプトの女性の守護神として崇められた。ファラオの妃たちは、自分達をハトホルの分身と考えた。


【ハヌマーン (はぬまーん)】
冒険武勇譚「ラーマーヤナ」に登場する猿の英雄。神通力があり、体の大きさを自由に変えたり、空を飛行するなどの術を使う。孫悟空のモデルともされる。


【バアル (ばある)】
紀元前3000前年紀から前1000年紀にかけてパレスティナで広く崇拝された神。嵐神にして豊穣神でもあり、戦士の姿で表される。イスラエルの民がヤハウェと契約を交わした後も、彼らの多くはしばしば古くから馴染みの深いこの豊穣神を信仰した。そのため、ヤハウェ派はこれを激しく批判し、「旧約聖書」の至るところにバアル信仰への攻撃を書き込んだ。


【ヴァルナ (ばるな)】
宇宙の秩序と人類の論理を支配する神。水とも関係が深く、やがて水の神としての位置を与えられた。仏教の「水天」。


【盤古 (ばんこ)】
漢民族に古くから伝わる、世界を創造したとされる謎の怪物。世界ができる前、空虚な空間に巨大な卵があり、その卵を破って生まれてきたとされる。首から上が鶏、首から下が龍という異様な姿の創造神であった。破れた卵の白身が天になり、卵の黄身が地になったという。



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