オカルト辞書〜神々編〜

【ひ】 7件

【日子番能邇邇芸命 (ひこほのににぎのみこと)】
建御雷之男神が平定した葦原中つ国を統治するために、高天原から天降った神。天孫降臨というのは、この神が天降ったことをさす。天皇家の祖先とされる。


【日子穂穂手見命 (ひこほほでみのみこと)】
日子番能邇邇芸命と木花之佐久夜比売との間に生まれた神。一般には「古事記」の「海幸彦・山幸彦」の物語の山幸彦として知られる。葦原中つ国の統治者日子番能邇邇芸命と、神武天皇を結ぶ重要な存在。


【火之迦具土神 (ひのかぐつちのかみ)】
神秘的な力を持つとされる火を象徴する神。母の伊邪那美命は、この神を産んだとき女陰に瀕死の火傷を負って身罷ってしまう。このため怒った伊邪那岐命に斬殺される。


【水蛭子神 (ひるこのかみ)】
伊邪那岐命と伊邪那美命の最初の子でありながら、生まれてすぐに海に流されてしまった不幸な神。


【毘沙門天 (びしゃもんてん)】
仏法の守護神。原名は「ヴァイシュラヴァナ」。ヴェーダ時代から存在する古い神で、元来は暗黒界の悪霊であったが、ヒンドゥー教に取り入れられて善神化し、仏教では四天王のひとりとして、夜叉を眷族とする閻浮提の北方を守護する神となった。また、密教では十二天のひとり。


【ヴィシュヌ (びしゅぬ)】
シヴァ、ブラフマーと並ぶヒンドゥー教の3大神のひとり。古代インドでは、天・空・地の全部を3歩で歩く太陽神とされた。
温厚で慈悲深く、この世の危機に際して様々なものに化身して救うとされている。


【ヴィラコチャ (びらこちゃ)】
インカ神話の最高神。チチカカ湖から生まれ、万物を創造した。太陽神・雨神でもあり、頭には太陽をいただき、目からは雨を表す大粒の涙を流している。



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