オカルト辞書〜神々編〜

【ふ】 8件

【普賢菩薩 (ふげんぼさつ)】
原名「サマンタバドラ」。仏の理、定、行の徳を司る菩薩で、文殊菩薩とともに釈迦如来の左右に脇侍として配される。文殊菩薩が悟りの知的側面を表すのに対して、普賢菩薩はその実践面を表すという。「法華経」では6牙の白象に乗るとされる。密教では胎蔵界中台葉院の四菩薩のひとりである。


【伏羲 (ふっき)】
人間に森羅万象の極理を表す「八卦=易」をもたらしたとされる神


【不動明王 (ふどうみょうおう)】
悪魔を降伏させるために、大日如来が変化した忿怒形の仏。火炎を背負い、右手に利剣、左手に羂索を持つ。この明王を中心に、五大明王・八大明王といった明王のグループがある。


【フナブ・グー (ふなぐぶー)】
マヤ神話の至高神。この世の全ての理を表し、神々でさえうかがい知れない絶対存在。まったくの無形とされる。


【ブエル (ぶえる)】
コラン・ド・プランシーによれば、50の軍団を率いる第2階級の悪魔。星(あるいはヒトデ)もしくは車輪のような5つの足を持ち、自らが転がりつつ前進する。哲学、論理学と薬草の効用を教え、よい召使の紹介と、病人の健康回復を得意とする、とされる。また、魔術師アレイスター・クロウリーは、この悪魔を召喚し、反物質化させるのに成功したという。


【ブラフマー (ぶらふまー)】
シヴァ、ヴィシュヌとともに、ヒンドゥー教の3大神のひとりで、世界の創造を司る神。4種の顔と4本の手を持ち、白鳥に乗った姿で描かれる。仏教の「梵天」。


【文昌帝君 (ぶんしょうていくん)】
学業成就の効験で名高い神。もともと大変な吉星である北斗七星の上部6個の星が神になったものだとされる。


【プロメテウス (ぷろめてうす)】
人間をつくりあげた巨神。ゼウスの命に背いてオリュンポス山の火を盗み出して人間に与え、その怒りをかった。



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