オカルト辞書〜神々編〜

【み】 4件

【ミカエル (みかえる)】
大天使のひとり。「神のごとき者」の意味。あらゆる天使の中で最高位に位置するとされる。図像表現では宿敵サタンやその化身である龍を足元に踏みしめる姿で描かれる。死の天使でもあり、晩年の聖母マリアに死期の到来を告げにきた。「死海文書」においては、「光の主君」と呼ばれる。


【ミスラ (みすら)】
契約の神。死者の生前での善行のほどを量るとされる。正義の天秤をもって判事の席につき、魂を楽土に導くか地獄に落とすかを決定する。きらびやかな戦車に乗って義者のために戦う神でもある。


【弥都波能売神 (みつはのめのかみ)】
火之迦具土を産んで女陰を火傷して苦しむ伊邪那美命が最後に尿をしたときに生まれた神。農耕に関する水を司っている神とされる。


【弥勒菩薩 (みろくぼさつ)】
仏教のメシア。現在は兜率天の内院の宮殿にあって、修行を積んでいるという。釈迦入滅56億7000万年後に、この世に降り、竜華樹のもとで成仏し、衆生を救うとされる未来の神である。



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