オカルト辞書〜神々編〜

【や】 4件

【薬師如来 (やくしにょらい)】
東方にある浄瑠璃浄土の教主。12の誓願を立てて人々の病気を治し、貧困を除き、迷いを癒す仏。現世利益をもたらす仏として古来、信仰を集めている。手に薬壺を持つ姿で表される。


【ヤクシャ (やくしゃ)】
「光のように速い音」「祀られる者」を意味する、インド古来の半神半鬼。ヴェーダが作成された紀元前2000年頃には、すでに守護神として登場していた。それ以前から、神聖な力を持つ自然の精霊として崇められていたと思われる。後に仏教に取り入れられ、漢訳仏典では「夜叉」「薬叉」「悦叉」などと音写された。毘沙門天の眷属として、仏法を守護する天竜八部衆のひとつとされる。


【ヤマ (やま)】
太陽神の息子として天に属していたが、やがて死者の国の王となり、「死者の生前の行為から賞罰を与える神」となった。仏教に取り入れられてからは「閻魔王」となり、民間信仰に深く浸透した。


【倭建命 (やまとたけるのみこと)】
第12代景行天皇の第3皇子。熊襲遠征や東国平定など、大和の統一に最大の貢献をしたことで知られる。三種の神器のひとつ「草薙剣」を叔母の倭比売命より授かる。



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