オカルト辞書〜神々編〜

【か】 8件

【カーリー (かーりー)】
シヴァ神の妃ドゥルガーの怒りによって出現した暗黒の破壊神。女神でありながら、顔が黒く、目を血走らせている。好戦的で血を好み、破壊や殺戮を喜ぶ。


【金山毘古神 (かなやまびこのかみ)】
火迦具土神を生んで女陰をやけどして苦しむ伊邪那美命が嘔吐したときに生まれた神。妻の金山毘売神とともに、鉱山や刀剣にかかわる神である。


【神産巣日神 (かみむすびのかみ)】
「古事記」序文において、「造化三神」の一神であるとされる。天之御中主神、高御産巣日神に次いで、3番目に高天原に現れたとされる。人に働きかける生命力を象徴するという。


【神倭伊波毘古命 (かむやまといわれびこのみこと)】
皇室の祖、初代神武天皇のこと。父は鵜葺草葺不合命、母は玉依毘売命。東征を行い、大和を平定した。


【関聖帝君 (かんせいていくん)】
「三国志」でお馴染みの蜀の武将・関羽が神格化された神。立身出世、無病息災、悪霊退治、財運招来などに効験があるとされる。世界中で活動する華僑の信仰が厚く、道観ではこれを祀る「関帝廟」が非常に多い。


【観世音菩薩 (かんぜおんぼさつ)】
大乗仏教で、もっとも広く信仰されている菩薩のひとり。非常に慈悲深く、悩みに応じて33種に姿を変えて、人々をことごとく救う。さらに六道世界の衆生を救うために6種の観音に姿を変える。


【ガネーシャ (がねーしゃ)】
シヴァ神の子で象頭人身の神。知恵と幸運を司り、広く大衆に信仰されている。商売を始めるときには、必ずガネーシャを手厚く祀るという。仏教の「聖天」。


【ガブリエル (がぶりえる)】
大天使のひとり。「神は我が力」の意味。啓示と復活、慈悲と死の天使であり、聖母マリアにキリストの受胎を告知した。「ダニエル書」では、預言者ダニエルの見た幻の意味を解き明かす。イスラム教においては、140対もの翼を持ち、真実をつかさどる天使とされるが、ユダヤ教では罪深い都市を破壊する死の天使であり、ソドムとゴモラを滅ぼしたとされる。



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