オカルト辞書〜オールジャンル編〜

【し】 19件

【支配霊 (しはいれい)】
トランス状態の霊媒に現れて、交信者から出席者への通信を仲介して代わりに伝えたりする人格のこと。霊媒によって特定の人格が決まっている。「指導霊(ガイド)」もほぼ同じ意味。


【シャンバラ (しゃんばら)】
中央アジアの奥地ヒマラヤと、ゴビの広大な砂漠の地下にあり、歴代の聖王によって統治されるという伝説の王国。


【守護霊 (しゅごれい)】
背後霊の一種で、人間の一人一人の背後にいて、その人を見守り、導いてくれる霊のこと。複数の場合もあり、その人の先祖霊であることが多い。


【出現の奇跡 (しゅつげんのきせき)】
家や壁や樹木、岩石、人間の皮膚などに聖母マリアやイエス・キリストの姿が浮かび上がる現象。敬虔なキリスト教徒の身のまわりで起こる場合が多く、奇跡として神聖視される。


【シュミット・マシーン (しゅみっとましーん)】
一種の電子マシーン。放射性物質の電子を放出するタイミングが予測不可能であることを利用して作られたESPやPKの実験装置。アメリカの物理学者ヘルムート・シュミット博士が考案したもので、普通のサイコロのような癖がなく、トリック不可能の完全に無作為な(人為的でなく偶然の)現象を起こすことができる。総称して「REG」と呼ばれ、現在では遊び感覚で実験できる装置までが開発されている。


【消滅事件 (しょうめつじけん)】
航空機、船舶、自動車、人間などがなにひとつ痕跡を残さずに忽然と消滅する事件。原因としては、UFOによるサンプル採集説と異次元空間への次元移動説が有力である。1900年にオーストラリアで、3名の女生徒教師ひとりが行方不明になった「ハンギングロック事件」、1957年に日本を飛びたった米軍機のうち11日間で3機が消滅した事件、1976年にブラジルから日本へ向けて出航したノルウェーの鉱石運搬船が跡形もなく消えた事件など、報告例は数多い。有名なバミューダ・トライアングル、小笠原消滅事件が頻繁に起こるため「魔の海域」と呼ばれる。また、日本でいう「神隠し」も人間消滅事件の一種といえる。


【直接談話(ダイレクト・ヴォイス) (しょくせつだんわ)】
降霊会などにおいて、間接的に霊媒などの口を通してではなく、直接、空中から霊の声が聞こえる現象。物質化した霊体が姿を見せて口をきけば、完全かつ最も明瞭な直接談話となる。


【白魔術 (しろまじゅつ)】
白魔術は魔力を善用し人々を利する魔術をいい、それと対になるものが黒魔術という。


【シンクロニシティ(共時性) (しんくろにしてぃ)】
互いに関連がないのにも関わらず、よく似た現象や体験者にとって重要な意味をもつ出来事が同時に起きたりする、奇妙な偶然の一致のこと。分析心理学派の祖として知られるスイスの精神病理学者カールグスタフ・ユング博士の造語。


【真性異言(ゼノグロッシー) (しんせいいごん)】
外国語や古代語など、その人が知らないはずの言語を話す現象。トランス状態の霊媒や、憑依された人が話すほか、転生したという人が前世で使っていた言語を話すこともある。


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